占い師、手相の「島」と人生の夏休みについて語る
元々私の発信は占い師ではない方に対しては「占い師怖くない、胡散臭くない」を、占い師には「そうあってはいけない」を届けるのが目的なので、占い理論とかはあまり語らず日常的な話題が多かったけれど。でも占い師ではない方に対しても含めて理論を語ることだって「こういう理論で読んでるのか」と納得感を持ってもらえてひいては「占いもそこまで胡散臭くない」に繋がるのかなと思いまして。これからもしょーもない話もしつつ、多少は占いの理論みたいな話もしていこうかなーと思う所存でございまっする。
数日前、Xで「45歳独身狂う説」というのが話題になっていた。こういうのタイムリーに当日記事にできればいいんだけど他にも書きたいことが大渋滞してて時間は無くて泣
発端となったのはコチラ
この記事やそれに対する反応をまとめると、45歳になると自分の限界が見えてくる&肉体の老化などもあってそれまである意味「精神の防御壁(現実逃避ともいう。それが悪いとは思わないけど)」になってくれていた趣味などが楽しめなくなり、防御壁として機能しなくなる → この先人生が好転するビジョンが見えない、良くて現状維持か落ちる一方 → と、いうのが見えてしまうから発狂する → 結婚でもしてたらそれが狂気に対する防波堤になったかも、とざっくり言うとこんな傾向。
これ。私が感じたのは孤独そのものに狂ったのではなくてこの先の人生に希望というかドラマが見出せなくて、今の味気ない生活をずっと続けることになるっていう予想がついてしまうことに狂うのよね。
ずーっと。
淡々と、死ぬまで。
かつて、仕事を引退して悠々自的なセカンドライフなんてものが見えていた時代は良かったんだけどね。まだ動ける60才とかで引退して好きなことをするご褒美。そこ目指して頑張れていた。でも、今の現役は大多数が死ぬまで働けって暗に言われているから「この先何も良いことが見えず、死ぬまで」なのよ。そりゃ、狂いもする。
ところで。
手相には「島」というものがありまして。
どの線上のどの位置に出るかによって当然意味は違うのだけれど大まかには「 要注意 」や、ちょっと大げさな言い方をすると「 凶兆 」みたいに扱われていることもあるものなんですけども。
※島↓
ただ、私がかつて読んだ書籍の中にこんな本がありまして。
人からお借りして読んだので今手元になく、正確な引用ができないのだけど。要は「単純に島が出ている時期に悪いことが起こるというものではない。島の時期に(音楽などの)大ヒットを飛ばしたが、島が終わる時期に引退をしたというケースもよくある。また特別な事故などがあったわけではなく育児や介護などによることで人よりガッツリ仕事をセーブすることになるというケースもある」というような解説をされていて。だから、この島のことを単に凶兆と捉えるのではなく走り続けてきた道をいったん止まって考える時期というサインと読んでもよいのでは、と。
で、私は島が出ている人に対して(もちろん一概にではなくて島の位置にもよるけど)こう言う。
「人生の夏休み的なものがきっとこの時期に必要になるから、一年以上働かなくても何とかなるくらいの【夏休み貯金】を作ることを意識して」
と。
取り返しのつかない所まで走り抜けて「死ぬまで、このまま」に狂うのであればそこまで行く前に立ち止まればいい。今の現役世代はとにかく忙しすぎて、立ち止まって自分の人生について考える時間を与えられないので……わざわざ島が出ているからには、もぎ取ってでもその時間を確保しないと、という意味で言ってたりします。結婚が狂わないための楔になるというのは「変化に富んだ人生」の可能性が増えるからであって、べつにマストではないし必ず楔として働いてくれるわけではないと思うのよねえ。それよりも有効な対策は「人生の夏休み」を能動的に掴むことなのではないかと、占い師は思うのです。
と、いうわけでここからは宣伝⭐︎
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それでは皆さま、よき夜を、そして明日を。
笙蒔みみこ