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【手相】私は(MGSの)オセロットだった……?【二重感情線】
二重感情線とは
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まあ、私はあのオセロット氏と違って射撃も拷問も得意じゃないんですけどね。いや、でも射撃も拷問も試したことがないっていうか法的に日本でやれないだけで、やってみたら意外と得意かも???
そんな話はさておき。手相の基本線(ほとんどの人にあると言われる線)とか主要線と言われる線の中に「感情線」というものがあります。それが写真の、薄紫でなぞってある線。ただし、私のは二重感情線な上に変形マスカケと言われることもあるのでサンプルとしては微妙なのですが……要は小指の下から中指や人差し指に向かって伸びる、一番指先に近い線のことを言います。この線をメインに恋愛含めた「人や物事との付き合い方・感情の傾向」を表すとされていて、その感情線が上の写真みたいに二本ある状態のことを「二重感情線」といいます。
ぜひご自分の手をご覧あれ。私も今まで自分以外に1~2人しか見たことがないのでちょっとレアかもしれませんぜ。
二重感情線があると「どう」なのか、見解はバラバラ。
手元にはそれぞれ違う先生が著した手相のテキストが二冊ありますが、それぞれ書いていることが全く違います。流派等の違いであってどちらかが間違っているとかそういうことが言いたいわけではないし、ご迷惑がかかってもいけないので書名は伏せて、文章も引用ではなく「こういう感じで書いてあります」に留めるのですが。
本①:「神秘やアートの世界に興味を持ちがち、デリケート」
本②:「愛情深い、粘り強い」
という感じ。ところがこれ、二重感情線当事者(って書くと何だか偉そうで申し訳ないのですが)の私には実はどちらもピンとこないのです。
「またまた~、占いやってて神秘の世界に興味がないとかないでしょ~?」
と思われるかもしれませんが、しかし占い師の中で言えばけっこう現実寄りというか……。波動とかパワーストーンとか守護霊とか高次元とか一切言いませんのでね、私。アートにも興味はありますけど、あくまで人並みかと思うのです。行こうと思えばすぐに美術館に行けるところに住んでいますけれど一年に一回行くか行かないかくらいですし。なのでめったにいない手相のわりには首を傾げてしまうというか。
かといって「愛情深い、粘り強い」も「ん~、どうでしょう??」なんです。少なくとも粘り強さは無い。そろそろ「プロ怠惰er みみこ」を名乗ろうかと思うレベル。撤退戦とか引き際なんて言葉は常に頭にちらついているわすぐ心折れるわ、打たれ弱さで私の右に出るものはそうはいまいよ?(フンス!)と自分で思っています。デリケートにあてはまるかもしれませんがそれどころの騒ぎではありません。何しろ外が寒いだけで心が折れます。ドアを開けた瞬間にまた閉めて帰りたい。そしてデリケートってたぶんそういうことじゃない。
二重感情線当事者の見解~シンプルに【ダブルシンク】というやつでは?~
ここから先は「これこそが正しい見解!」というのでもなく、私がせっかく手相がある程度わかる×二重感情線当事者なので解釈の一例として参考にしていただけたら、ということなんですけども。
タイトルにも出ている「オセロット」はメタルギアソリッドシリーズに出てくるキャラクターのことです。私はV(THE PHANTOM PAIN)からシリーズに入ったのですが「ダブルシンク」についてのエピソードはこの「V」に出てきます。初リリースは十年前なのでネタバレはご容赦をm(_ _)m
プレイヤーが操作する主人公は病院で長い昏睡から目覚めるところからスタートします。九年前の事件により爆発した物の破片が脳に食い込んだ状態であるために記憶が失われていますが、オセロットや仲間たちから「ボス」と呼ばれていますし本人も自分をそう思っています。ですが、本当は主人公はボスの「影武者」。そしてオセロットは本物のボスとの計画を遂行するために「主人公=ボス」という思考をほとんど自己催眠レベルで自分に植え付けながらそれと矛盾する「本物のボスは別にいる」という真実も己の中にしっかりと保ち続けています。
いやまあ私は影武者を立ててまで誰かを守らなきゃいけないとかそんな世界に生きているわけではなく。それどころか寒いぐらいで心が折れてもまあ生きていけるという相対的に見れば大変に「ヌルい」環境で生きてはおりますが。しかし、私には私なりに「日常を生きぬくための感情」と「求めるアレコレ」に乖離や矛盾があって、でもそんな乖離かつ矛盾がある思考同士をどうにか同居させて飼いならした結果が、二重感情線なのかなと思います。
だって、名前も「二重感情」線ですし。
しかもこれ、形に細かな違いはあれど二本の線の位置関係は必ず「上下」、つまり内側(手首側=自分の体側)と外側(指先側=己の外側)なのでそこの位置関係から考えてもそういう、世間を渡るための感情と己の追い求めるもののための感情を二つ分けて持つことになった、というか持たざるを得なくなったが故なのかなと感じています。ちなみに「思考」ではなく「感情」なところもミソかも。思考の傾向を示す頭脳線というのは別にありますし、二重思考なら日常的にそう珍しいことではないと思うので。そこに「感情」がちゃんと伴わないとやる気になってくれないから苦労するんだろうなっていう。そういう意味でいうとダブルシンクじゃなくてダブルエモーションかしら?オセロットじゃなかったわ、残念。
では、二重感情線はどう読むべきか
結論から、そしてすご~~~くざっくり言えば
「この人なりの葛藤があるんだろうな」
という前提として読むものかなと。
「いや葛藤なんて誰でも抱えてらあ!」
と思うかも知れないけれど、サインが出ているのはそれが読み取られるべきサインなのでしょう、誰でも抱えてるけど本件に関しては無視すべきものじゃないという意味で。
それが現在進行系なのか、未来なのか過去なのか、またどういう類のものかは他の線や丘やetcの状態を見てということにはなりますけれども。
さて、〆方がわからなくなったのでとてもどうでもいい余談を。
私、趣味で小説を書いていた時期があるのですけど書くものはいつもオリジナルでした。でも生まれて初めて「このキャラクター好き!!」となっていても立ってもいられず人生初の二次創作をしたのはこのMGSVの「クワイエット」というキャラクターを主人公にしたものです。ふふ、ふふふ……若気の至り///
最後に、宣伝
格安で詳しい鑑定書、届きます。この価格でやらせていただけるのはあと3名様まで。
「仏眼があります!マスカケ線があります!すごい!」
とかで終わらないやつ。私、二重感情線はあっても現実的なので。
よしなにm(_ _)m