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其の二 ふるさと祭り東京に応援に来てくれる囃子方が「青森アンテナ」を張ってくれる
東京ドームで絶賛開催中のふるさと祭り東京
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弘前の祭りをPRして実際に弘前に来てもらうため、囃子方として来ております。
今回も津軽ひろさき応援隊の皆さんが各燈籠と掛け声の応援をしてくれていて厚みを作ってくれております。ありがてぇなぁ。
が、今日取り上げたいのは囃子方のお話。
予算上囃子方の派遣は、津軽笛の会は弘前から6名が限界。
それだとなんか寂しい。
しかーーーーし!!
期間中のべ30名もの方がねぷた囃子の笛で応援に来てくれております。
首都圏は勿論の事、北関東、甲信越からも集結してるんだよ💖
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ドーム内では、弘前の半纏着て、弘前物産ブースに行き、弘前のモノをどっさり買い、店員さんはきっと「弘前の人ここまで来て弘前のもの買わなくても」(笑)って思っているに違いない。
その殆どの方が、毎年弘前で開催の
「全日本横笛コンクール」
出場者なんです。
8年前から始めた全日本横笛コンクールは課題曲を初年度からずっと「ねぷた囃子」。
それは
・笛を吹く多くの方に郷土芸能へもう一度目を向けてほしい。
・せっかく弘前来たんだから弘前の文化にも触れてほしい
・囃子覚えて弘前ねぷた祭りに実際来てほしい
最終的には
「青森を好きになってほしい」
という思惑があってのことでした。
実際に出場者の多くが、弘前に、青森に興味を持ってくれて
・一緒にねぷたに出てくれる人
・スーパーで「弘前産りんご」と書いているととりあえず買ってしまう人
・お歳暮が「ハム」から「りんご」に変わった人
・弘前がTVに出てると、そのTV画面を毎回送ってくれる人
まで様々になりました♪
県外の方が青森が好きになるってことは?
観光客誘致のためcmで「青森においでよ!」ってやっても受け手側が興味を持たない限り効果が出ない。
観光客誘致でいちばん強いのは、「友人からの口コミ」だと僕は思っています。
例えば、職場の同僚や友人が、
「〇〇にこないだ行ったんだけど、めっちゃ楽しかった」
とか
「〇〇の××丼は絶対一回食べた方がいい!」
って言ってると
「そうかぁ。行こうかな?」
ってなる。
信頼度が高いから。
だから、青森に好意的な印象を持ち、尚且つ「青森アンテナ」を立て情報を収集して、しかも青森いいよ!弘前いいよ!と言ってくれる人を全国、世界に作っていくことは、非常に重要なんです。
それが笛を通じて徐々に実現し始めている。
僕がサラリーマンを辞めて笛で頑張ろう!と思ったのは、この背中を子ども達に見せようと思ったから。
第一の目標にした背中を見せ始めている気がします。
ふるさと祭り
https://www.event-td.com/furusato/2023/pdf/omaturi_hiroba_furusato_stage_schedule.pdf