一歩下がって観る
全日本横笛コンクール
地元の囃子方にほんと来てほしいんです。
特に大会とかに出てる熱い人は、笛だけではなく鉦も太鼓にも来てほしい。
毎回思うことですが、笛の可能性は、いろんな曲をやれることではないと実感します。
課題曲はねぷた囃子で同じ曲なのにみんな違う。
自由曲も曲の手が込んでいるからよく聞こえる訳ではない。
客観的に聞いてて引き込まれる曲はどういうモノなのかを皮膚感覚で感じることができる。
「囃子と音楽は違う」 という方が地元では結構いますが、
いいお囃子=いい音楽
なのだという事を改めて思い知らされます。
僕はずっと登山囃子で育ってきたし、その経験が今の活動にめちゃくちゃ生きている。
いろんな曲を器用に演奏できるのも一つの武器だと思うけど、
胸にグッとくる演奏は囃子も現代曲や純邦楽も見せ方が違うかもしれませんが
根本は一緒のような気がします。
いつもやっている囃子ではないからこそ、一歩下がって客観的に見れる。
技とかにも目が行くでしょうけど、
一番大事なことへの「気づき」が絶対あると思います。
ぜひ会場で感じてほしいです。
皆さん待ってるよ!
第九回全日本横笛コンクール
【一般クラス決勝】
日時:2024年6月23日(日)13:30〜(開場13:00)
審査員が採点した予選上位10組とオンライン視聴者投票1位の1組が演奏します。
観客:一般公開 場所:弘前市民文化交流館ホール(4階)
13:00開場 13:30開演
入場料:小学生以上1,000円
全日本横笛コンクール公式サイト