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今年の目標:過剰適応しない

今年の目標とか、そういうのは別にいいかなとも思ったんだけど、思いついたのでやっぱり書いておこう。

昨年、そんなに長時間働いてたりしないのに、なぜかぐったりして、気分も塞ぎ込むことが多かった。
誰も自分を責める人はいないのに、勝手に焦ったりいろんなことを気にしすぎて、家にいても落ち着かなかったりした。
挙げ句の果てには、あまり周囲からの印象を気にせずに伸びやかにやっている(ように見える)同僚に対して、勝手に劣等感を覚えたりもした。

これってあれだ。
病院で知能検査をしたときに指摘された「過剰適応」というやつだ。
周囲の目を気にしすぎてしまって、周りの環境に合わせようとしすぎるあまり、疲れ果ててしまう。
その結果、不必要に疲れや不満がたまって、ちゃんとしたパフォーマンスが出せなくなるんだから、誰にとってもよくない。

いちばん大きい要素は「罪悪感」だ。
残業しないこと、有休を取ったこと、仕事が(不可抗力で)うまくいかないこと。
そういうちょっとしたことに対して、罪悪感を覚えてしまう。
だから、休んで家にいてものびのびと遊ぶことができない。疲れと不満は回復しない。

結局のところ、罪悪感は「嫌われないようにするアピール」にすぎない。特に今の僕は、潰れてしまわないように長時間働くことをセーブしているから、そのことを「仕方ないと思っているんですよ」とアピールしたいと、無意識に思ってしまっているんだろう。
でもそれは無意味だ。実際には誰に対してもアピールになんてなっていないし、自己満足さえできていない。

だから今年の目標は、
 無意味な罪悪感を手放す。
 嫌われることを恐れない。
それはつまり、「過剰適応しない」ということ。

それによってできた余裕こそが、すべてをうまく行かせてくれるはずだから。
ビクビクせずに胸を張って生きるよ。それで失敗したとしても、それもまたあり。

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文月 煉
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