善意を前提にした不動産屋が責められる世界
たくやです。いつもツイッターのタイムラインをお騒がせして申し訳ございません。
先日の第32756次仲介手数料大戦でも悪の枢軸として近隣諸国アカウントを戦火に巻き込んでしまいました。
次は第7534次家賃保証大戦です(アカン
さて、今回の仲介手数料大戦の発端はいつもの通り「3%は高い」という意見が発端になったので特筆すべきものではなかったのですが、戦火が広がり混戦を極めるとこういう意見が目にとまりました。
「善意を前提にした不動産のシステムが時代遅れなんだよ」
説明します。
・A社で内見をし、より手数料の安いB社で契約する。
この行為を正当化しようとする意見です。
はたしてそうでしょうか?
・自分でスーモで探し、手数料の安い不動産会社で契約する。
これは全く問題ない。
問題は
「内見の手配をしてくれた会社とは別な会社で契約する」
この行為が善意を前提としていて時代的に無理があり、そういうシステムを変えていない僕たち不動産業界側に問題があると。
おじさん怖くて泣いちゃった。
みんな本当にそう思ってるの?
「悪人がいるから法律があるんだろ!」
そんなことは知ってます。
内見の手配をしてお客さんを物件まで案内した不動産会社は
「お客さんが気に入ってくれたら当社で契約をする」という善意の前提、さらに言えば暗黙の了解の上でビジネスしてるのです。
これ、不動産業界だけじゃないと思うの。
食事を提供して代金をいただくレストランは「お客さんがお金を払ってくれる」という善意の前提&暗黙の了解で後払いにしてるのではないでしょうか。
無銭飲食されても店側が時代遅れのシステムとは言われない。
善意時代遅れ論者は「前払い食券制にしろ!」とツイートお願いします。炎上するの楽しみ。
あと、宅急便の「置き配」が盗まれても盗人を擁護して下さい。
善意の前提&暗黙の了解。
それは人間同士が「スムーズ」な商取引を行う上で必要なことであり、不義理をされた側が非難されるのは間違っている。
ぼくはそういう世界に住みたい。
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