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2021年5月の不動産相場「中古戸建」

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

本日のテーマは、2021年5月の不動産相場「中古戸建」編です。

公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)のデータを基に、首都圏(1 都3県)における「2021年5月度」の不動産流通市場(中古戸建)の動向についてご報告いたします。

首都圏のコロナショック以降の中古戸建の成約動向について、時系列で振り返ってみましょう。

4月の成約件数「前年同月比でー41.5%」
5月は「同-20.5%」
6月は「同-4.9%」
7月は「同+2.4%」
8月は「同+21.8%」
9月は「同+3.9%」
10月は「同+41.8%」
11月は「同+23.6%」
12月は「同+9.3%」
2021年1月は「同+37.0%」
2月は「同+22.8%」
3月は「同+25.8%」
4月は「同+98.1%」
5月は「同+83.6%」

成約件数は、11ヶ月連続で前年同月を上回りました。
5月としては1990年5月の機構発足以降、過去最高の数値となりました。

しかしながら、昨年の数値はコロナによる緊急事態宣言禍の異常値ですので、一昨年と比較した方が良いと言えます。

一昨年(2019年)の数値「980件」と2021年5月の数値「1,410件」を比較してみますと、大幅に上回っていることがわかります。

価格については
4月は「前年同月比でー12.5%」
5月は「同-16.2%」
6月は「同-4.4%」
7月は「同-2.1%」
8月は「同+6.1%」
9月は「同+2.5%」
10月は「同-1.2%」
11月は「同+4.9%」
12月は「同+10.7%」
2021年1月は「同+4.8%」
2月は「同+6.5%」
3月は「同+11.5%」
4月は「同+24.8%」
5月は「同+21.0%」

価格については、先月に引き続き、前年同月比を上回り7ヶ月連続の上昇となりました。

コロナ禍により、戸建市場に人気が出ていることが要因かもしれません。

新規登録件数・在庫件数ともに減少傾向が続いているため、売り手市場であることも要因と言えるでしょう。

しかしながら、人気エリアではなかったり、立地条件の良くない場所は、資産価値の維持が難しく、平均相場とは違って減少傾向となっている可能性もありますので、希望エリアやご自身が不動産を所有している地域の相場を注視した方が良いでしょう。

お手数ですが詳細はリンク先へ

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