「売却査定」オーナー様はファスト思考?ゴージャス思考?
不動産の市況はまだまだ過熱気味ですね
買えない方も増えてきて
買った時より高いなら売りたい等
売却のニーズも非常に高まってきています
そんな中で同業者に相談されるのが
売却査定時のトークがイマイチつかめないという事
「反響入れてきて応答がない」
「売りたいから反響入れてんだろ」
「・・・数字だけ知りたい」等々
ここの壁を切りくずすにはどうしたらいいのか
こんな相談が多いです
「オーナーの思考に合わせる」
買いのお客様と大きく異なるのが
「自宅資産」であるという事
・納得して買った
・良い家なんだ
・愛着があるんだ
・あそこがいくらで売れたからうちはもっと売れる
等々
これも一つの真実ですよね
今回は概念的な部分をお話をさせていただければと思います
「ファスト思考とゴージャス思考」
買いと売りの違いを表す思考です
購入に関して言えば「新人さん」でも成約が取れます
何故か
「欲しい物件にたまたま立ち会っただけ」でも成約できるからです
購入者も掘り下げて価値を見出すことも少ないと思いますし
営業マンも余計なことを言わない、言えないで進めることができます
※購入の取引が簡単とは言っていません
しかし
売却を預かるとなると毛色が変わりますよね
何故なら「売主様の資産」なのだから
入社して数か月の新人さんが不動産査定して
物件のコンディション見て
資金計画をして
成約までのスケジュール感や販売戦略の話をする
ここまでの当たり前のスキームを信頼を得ながら話せるでしょうか?
この当たり前の話は一括査定であれば複数社が時間を分けてプレゼンしてくるわけです
当たり前ですよね
売主様の資産形成として大切な打合せなのだから
ほぼ直感的に決めるファスト思考に対して
お住まいになられた歴史や決断した当初の思いを組みつつ
現実的な傾向の話、控除の話などから掘り下げて盛り付けていく
パーソナライズ化されたゴージャス思考が売主様の思考です
媒介取得率の高いエージェントはここが違う
パーソナルに向き合い問題点を浮き彫りに共有化して克服していく
人によっては課題はすべて異なります
・資金的に厳しいのか
・相続で得たもので賢く売るためには
・住替えるのか
等
な
の
で
ここで一つの方程式
ファスト思考の売主様は「査定価格にこだわる」
ゴージャス思考の売主様は「手残り金額にこだわる」
これに尽きると言えます
多くを語りませんが
売却委任を預かるために必要なノウハウが見えてきましたでしょうか
「高値査定」「高値預かり」をすることがなくなったので
売却委任でもイメージ通りのキャッシュフローができています
ご希望があれば何かの形で
続編も語らせていただきますので
コメントいただければ計画をするかもしれません
よろしくお願い致します