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MTG ヒストリックBO1 ざっくり環境調査 2024/6 (追記:7/2)

こんにちは。フヂヤマです。
今回のテーマは「MTG ヒストリックBO1 ざっくり環境調査」です。
モダンホライゾン3後のヒストリックについて個人調べの環境調査・考察をしていきます。

※個人調べのため、デッキリスト等に不正確な点が多いです。ご了承ください。


1.ヒストリックの現状とモダホラ3の影響

・直近で目立った大会がないため情報が少なく、多種多様なデッキが存在する一方でデッキの強弱が不明な状態

・モダホラ3によって赤白エネルギー等新デッキが生まれる


 ヒストリックとはMTGアリーナのデジタルフォーマットの1つです。MTGアリーナの大部分のカードが使用可能で、中にはモダンやレガシーで使用可能なカード、紙に存在しないデジタル独自のカードや紙から強化された(弱体化された)カードがあるのが特徴です。《裏切りの工作員》など禁止されているカードもあります。
 ヒストリックの大きな大会は2023年10月の「アリーナ・チャンピオンシップ4」以降開催されておらず、多種多様なデッキが存在する一方でどのデッキが強いか弱いかは情報の少ない状態でした。2024年7月に予選プレイインのフォーマットがヒストリックで開催されるため再び注目を集めています。
 この期間にいくつかのセットや追加カードがきましたが、大会前に強力なセット「モダンホライゾン3」が新しく追加されたことで大きな注目を集め、赤白エネルギー等の新デッキが生まれ試されています。

2.環境デッキ

※私がよくみるデッキを掲載しています。これがすべてではないのでご了承ください。
※個人調べのため、デッキリスト等に不正確な点が多いです。ご了承ください。

・赤白エネルギー(追記7/2)

ルールス型
フレージ型

特徴 
・優良軽量クリーチャーと除去で攻め続けるアグロデッキ
・モダホラ3満載
・ウィザードに強い?
・現状トップメタ(一番多い)

短所
・展開力はある一方ウィザードのような速度はない
・アンフェアなコンボデッキ等に弱い?

追記
・メタゲームチャレンジ(BO3)では《ゴブリンの砲撃》入り赤白エネルギーが活躍
・フレージ型はルールス型に有利?

オセロットと並ぶと強い
同型に強い

・青赤ウィザード

特徴
・優良軽量クリーチャーに速攻を付与しつつシナジーによりリソースも取れるアグロデッキ
・デジタルで強化されたカード
・以前の環境で大会優勝 十分な実績がある
・アグロ随一のスピード

短所
・タフ3以下のクリーチャーしかいないので《霊気放出》がもろに刺さる。自身も強化されたが弱体化の方が大きいか

・原初の祈りコンボ

特徴
・《原初の祈り》、《魂の導き手》、《シガルダ教の福音者》による無限コンボ
・最短3ターン目でコンボ可能
・原初の祈りさえ置ければインスタントタイミングでコンボ開始できる

短所
・不明

・緑単信心

サイドボード(カーン用)

特徴
・ニクソスによる大量マナ
・サイドボードから相手に応じたカードを持ってくることができる対応力
・無限?コンボや土地破壊も可能

短所
・メインボードにカーン以外に相手の盤面を触るカードがない

・青黒切削

従来型
悟・カエル型


特徴
・切削ギミックによるクリーチャーリアニ
・除去されても簡単に復活するので除去に強い

短所
・墓地対策にとても弱い


・その他

無色アーティファクト

特徴
・「雲の鍵」、「類似の金床」によりアーティファクトを唱えるコストを0にして大量ドロー+「霊気貯蔵器」による一撃必殺デッキ

短所
・不明

エルフ

特徴
・エルフシナジーによる大量展開+大量アド+大量マナ
・モダホラ3で新戦力

短所
・全除去に弱い

青白アーティファクト

特徴
・アーティファクトシナジーのカードでアド+大きな打点を出す

短所
・シナジー重視のため単体で弱いカードが多い

ヨーグモス

モダホラ3試用型

特徴
・ヨーグモスによる大量ドローやクリーチャー除去
・クリーチャーデッキに強い

短所
・モダンと比べてオークの弓使いが弱体化されているため入らない
・飛行やトランプル持ちクリーチャーはブロックしにくい

ゴブリンの放火砲

特徴
・「ゴブリンの放火砲」による一撃必殺デッキ
・モダホラ3の両面土地による強化?

短所
・ゴブリンの放火砲オールインなこと
・両面土地しか入れられない

ジェスカイコントロール

特徴
・モダホラ3満載の新デッキ

短所
・不明(対戦経験なし)
・モダンと違い使用可能なフェッチランドが少ない

3.モダホラ3のカードを試す(個人で回したデッキ)

※以下のデッキは環境デッキとは関係ない、個人の好みで回したデッキです。

・赤単ストーム

注目カード:ルビーの大メダル

概要
・モダンで流行っているデッキを参考にヒストリック版を作成
・ルビーによるコスト減+ビルギによるマナ増加でストームを稼ぎぶどう弾で一撃必殺するコンボ
・ギャンブルによるサーチで2ターン目にルビーを置ける(運がからむ)。

短所
・ギャンブルのブレが激しくまさしくギャンブル
・ルビーとビルギへの依存度が高すぎる
・ビルギが対処されやすく、対処されるとマナが伸びないため終了
・モダンのマナ加速がないため、3マナ以上のカードがほぼ打てない状態

総評:パーツが足りなくて現状厳しい

生き残れば発熱の儀式(無謀)

・緑白ライフゲイン(ロージー・コトンコンボ)

注目カード:日を浴びる繁殖鱗

待望の2マナクリーチャー
別名:ヘリオッドカンパニー(ロージー・コトンのほうが強い)

概要
・モダホラ3によりコンボキーパーツに追加カードが来た
・ライフゲインシナジー重視のクリーチャーデッキ
・無限コンボ内蔵
・最短3ターンでコンボ(無限トークン)が決まる

短所
・押し付けデッキなので相手の盤面に触りづらい

総評:2マナクリーチャーの《日を浴びる繁殖鱗》はかなりの強化パーツ

・ネオストーム(ネオフォーム)

注目カード:次元の創世

《衝動》の上位互換
対赤白とウィザード重視型

概要
・2020年に大会で使用されたデッキ
・2マナクリーチャーを生け贄コストにした《新生化》をコピーすることで大量展開+速攻付与の一撃必殺コンボ
・モダホラ3等により数年前より大幅強化
・自由枠に全除去やカウンターも入るため環境への対応力も〇

短所
・《新生化》への依存度が大きい
・引きたくないカードもそこそこある
・初見〇し感は強い

総評:カスタム幅のあるコンボデッキ。《次元の創世》はかなりの強化パーツ

以上となります。
この記事でヒストリックに興味を持っていただければ幸いです。それではまた。

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