マレーシアで自転車生産に挑戦!でも失敗してしまった話。(反省文1)

フヂエンはものづくりが好きで得意ですが、その中でも1品モノというか、「初めて作るもの」が好きで得意な人たちが集まっています。
なので、1品モノのクルマとか、試作の何か、そういうのを作る時に異常な集中力を発揮して短期間に作り上げたりして生活しています。
なので、同じものを毎日、同じように作るというのは、あまり得意ではありません。何ででしょうね?飽きっぽいワケではないんですけどね。
でも、とにかくあまり得意では無いので、試作が終わって量産、となると他の工場さんにお願いする流れが多いです。
STREEKの生産をフヂエンが担当する事になって、考えたわけです。
アルミの曲げと溶接、そんなに特殊な技術じゃないから、おそらく海外工場でも出来る。中国でやればコストダウンできるなぁ~。
でも中国はなぁ、以前Xiaomeri(シャオメリ)で、生産の途中でウチに申告なく加工方法変えて、結果として問題出て回収するという大事件になったりしたしなぁ、信用できないんだよなぁ。
世の中の流れも「脱中国」って動いているし、じゃあ中国以外の可能性を探ってみるか?と考え始めて、いろいろ調べてみました。
ベトナムとか、インドネシアとか。
結論としては、私の第二の故郷のマレーシアが良いんじゃないか?という事になりました。(私は小学生のころ、父の仕事でマレーシアのクアラルンプールに2年間住んでいました)
何故、マレーシアなのか?というと、
・英語が通じる(後に工場の現場では通じない事が判明)
・工業技術的なインフラがほぼ整っている(後に、そうでもない、事が判明)
・優しくて穏やか、正直な人が多い(後に、そうだけれども、という事件が続発)
・コストは中国並み?に安い(後に、そうでもない、事が判明)

他にも理由がありますが、
日本の企業とも取引経験が多いという加工会社を紹介いただいて、まずは試作を、という事になりました。

続きます。

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