クアラルンプールで電動キックボードに乗って感じた可能性。
今年の8月はまるっと一か月間、マレーシアのクアラルンプールに滞在していました。
そこで何していたのか?はまた記事にするかもしれませんが、今日はキックボードの話を少し。
一か月間滞在していたコンドミニアムはツインタワーの近くでめっちゃ賑やかな場所でした。(そのおかげで生活費は日本以上に高かった..…)
でも、そこいらじゅうにシェアリングの電動キックボードが有ったので、実際に生活の中で何度も使ってみました。
両方使ってみて、どちらも車両としては改善すべき点は多くありました。
各部のガタが大きい とか、
キャスタートレールが少なくて不安定 とか
おそらくこのあたりは、中国製のキックボードをとりあえず使っているだけでしょうし、あまり安全性とか操縦安定性については日本ほどのレベルで要求していない印象です。
マレーシアの方々は「とりあえず電動キックボードシェアリングやってみよう!」というマインドなのだと想像します。
じゃないと、あんなデカい段差のある歩道のまま事業開始しないよ!(笑)
かなりの部分を自己責任で、「よく見て、よく考えて、慎重に運転する」前提で設計された(知らんけど)サービスなので、路面をよく見て、交通の状況を観察して利用すれば、そんなに身の危険を感じずに楽しめました。
KLでは夕方の酷いラッシュアワーの時間帯は2~3㎞の移動でも40分とか掛かったりします。車で移動すると着いた先でも駐車場探すのにさらに10分とか掛かりますしね。
そんな時に、この電動キックボードなら10分~15分ですからね、かなり便利です。
コスト的な面では、安くはないです。30分乗り回して600円くらいでした。渋滞していない時間帯だと、Grabという白タクサービスと同じくらいですね。ローカルの平均的な賃金の方々にはちと高額なサービスなんじゃないかな?
だから、ユーザーの多くは欧米系(白人)の旅行者でしたね。
もうひとつ気づいたのは、自転車道が素晴らしい!という事。
マレーシアの現ルールでは、
「電動キックボードは、歩道か自転車道を走ること!車道はダメ!!」
となっています。
KLの中心部には、路面を青く塗装した「自転車道」が充実していて、このゾーンはなかなか快適に走れます。
車道は日本人的視点で評価すると「なかなかのカオス」なので、車道は絶対にキックボードでは走りたくない!
では、実際に走っている様子を動画にしましたのでご覧ください。
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