見出し画像

96歳・木村セツさんの新聞ちぎり絵原画展|90歳からの挑戦に感動!

96歳・木村セツさんの新聞ちぎり絵原画展へ行ってきました

こんにちは、とみのふでです。

先日、ちぎり絵作家・木村セツさんの岡山初となる大規模個展「96歳セツの新聞ちぎり絵」原画展へ行ってきました。

セツさんは、2018年の年末にご主人を亡くされ、2019年元旦から娘さんの勧めで新聞ちぎり絵を始められたそうです。90歳という年齢から新しいことに挑戦され、今も活動を続けているその姿に、心から勇気をもらいました。

新聞ちぎり絵の世界——リアルで繊細な作品たち

会場に足を踏み入れると、新聞紙で作られたとは思えないほどリアルで繊細な作品が並んでいました。

動物や野菜、果物等、日常の何気ない瞬間を切り取った作品たちは、どれも温かみがあり、じっくり眺めていると、自然と心がほっこりしてきます。新聞の色や文字を活かした独特の表現がとても魅力的で、何度見ても飽きません。

また、作品と一緒に添えられているユーモアあふれる言葉にも、セツさんの人柄がにじみ出ていました。作品だけでなく、その言葉にも元気をもらえる、そんな素敵な空間でした。

「いくつになっても勉強せなあかん」——90歳からの挑戦

今回の展示では、セツさんの新聞ちぎり絵とユーモアあふれる言葉が収められた卓上万年日めくり作品集も販売されていて、私も一冊手に入れました。

その中で、特に心に響いたのが、セツさんの座右の銘となっているご主人の遺言——

「いくつになっても勉強せなあかん」

96歳セツの新聞ちぎり絵 まいにち日めくり、里山社

90歳から新聞ちぎり絵を始められたセツさんの姿を見ていると、この言葉の重みを改めて感じます。**「新しいことを始めるのに、年齢なんて関係ない」**と、強く背中を押された気がしました。

私も、これから先、何歳になっても学び続ける姿勢を大切にしていきたい——そんな思いを新たにした時間でした。

心が温まる、素敵な時間

木村セツさんの原画展を訪れて、作品の美しさだけでなく、その生き方や考え方にも深く感銘を受けました。

「何か新しいことを始めたい」「でも、もう遅いかな?」と迷うことがあっても、セツさんのように一歩踏み出せば、そこからまた新しい世界が広がっていくのかもしれません。

今回の展示で得た感動や学びを胸に、私も「挑戦する気持ち」を忘れずに、前を向いて進んでいきたいと思います。

おわりに

もし、新聞ちぎり絵に興味がある方や、木村セツさんの作品を見たことがない方がいたら、ぜひ一度その世界に触れてみてほしいです。きっと、心がほっこりする温かい気持ちになれるはず。

素敵な作品と出会えたことに感謝しつつ、また新しい学びと挑戦を楽しんでいこうと思います。


いいなと思ったら応援しよう!