解体工事 プロパンガス 必要な資格 ガス技能講習 受け方
解体工事 プロパンガス 必要な資格 ガス技能講習とは
切断ガスバーナーを使うときに必要な安全の周知を
厚生省から委託された民間団体が行う、講習制度です。
解体工事にガス切断は欠かせません
ユンボで崩したコンクリートの中には
鉄骨や鉄筋が入っています。
解体時にダンプやトレーラーに積み込むときに
小分けにしないと積み込みが出来ません。
このときに切断ガスバーナーを使用します
大きなコンクリートのままではダンプに
積み込めませんので、
切断ガスバーナーで切り小分けします。
切断ガスバーナーとは
まさしくこれです。
酸素とアセチレン、
または酸素とLPガスを使って
鉄骨をガスバーナーの火であぶり酸化状態にして
鉄が溶けたとき、一気に高圧の酸素を吹き付けて
鉄の溶けた場所を吹き飛ばします。
これがガス切断です。
ガス切断の仕事をするにはガス技能講習をうけなくてはなりません
ガスの溶断、解体作業は
一般社団法人 労働技能講習協会 ガス溶接技能講習を
2日間受講しなくてはなりません。
一般社団法人 講習会 ガス講習 ホームページ概要一般社団法人 労働技能講習会 より
各地域自治体によって講習の日時が異なりますので
一般社団法人 労働技能講習会のページへ メールか
電話連絡でご確認ください。
講習会は年に2回、2日間にわたって行われます。
1日目は法令講習です。
これに合格しないと2日目の技能講習を受けることが出来ません。
(大丈夫です。再テストがうけられます。)
2日目は技能講習です。 具体的なガスゲージの取り扱い、
最後はガスの切断まで体験できます。
受講して合格するとこの様な証明書がいただけます。
これで晴れてどこの現場でもガス切断ができます。
ガス技能講習
※事業所に他の受講合格者がいれば個人で持つ必要がありませんが、
万が一の為受講されて、証明書を取っておいた方が良いです。
講習は重要点を指導員さんが丁寧に教えてくれるので
それほど難しくはない講習です。
ガスの取り扱いの基本的な事を重点的に教えてくれるので
プロパンガスを扱う人は受けた方が良い講習です。
教本は今でも読み返しています
講習時、教本を買いますが、
この教本は今でも読み返します。
弊社はガス切断器の改造、
修理をしていますが
仕組みを再認識するために
とても役立っています。
基本は大事です
講習の教官さんはこの道何十年のベテランです。
一番最後にガス切断の実際の訓練がありますが、
教官さんの流れる所作
ガスを開ける様子
切断器を扱う様子
など流石と思うくらい所作が美しいです。
是非一度うけてみてください