ツインホースとはガス溶接 ガス切断に使うガスホースです
ツインホースとは
ガス切断につかうアセチレンと酸素がつながったホースです。
ガス切断にはなくてはならない部品です
良くあるトラブル
劣化でホースからガスが漏れている
人に踏まれて、トラックでひかれて損傷する
逆火で破損する
劣化でホースからガスが漏れている
ガスコックを開けたのにホースからガスが出ない
1.劣化でホースからガスが漏れている
ツインホースをたわむいけて、握って下さい
このときヒビが入っていたら交換です。
ヒビが入っていなくても旧カラー 赤 黒のツインホースは
10年くらい前に変更され今では カラー 赤 青 になっています。
ゴム製品は10年経つと信用性がなくなります
そろそろ交換時期といえます。
【現在でも旧カラー 赤 黒は一部で生産されています。】
2.踏まれて傷が出来る
建築現場ではどうしてもガスが置いてある場所から
建築の作業する場所まで
ガスを引き込ませなくてはならないからです。
人に踏まれる
これはどうしてもおきてしまいます。
金属の破片が付いている固い作業靴で
踏まれたらツインホースはひとたまりもありません。
ガス漏れします。
トラックにひかれる
作業用の道路にまたぐときは
踏まれても良いような対策が必要です。
3.逆火で破損する
ガスバーナーで激しく逆火したときは
点検して下さい。
逆火防止器が付いていても
炎はホースの中を通ります。
ゴム製品は炎弱いです。
激しく逆火したときは
ツインホースを点検して下さい。
4.劣化で破損する
ツインホースが古くなるとヒビが入りガスが漏れます。
酸素側も馬鹿には出来ません。
火の気があると酸素が手伝い、
相当の勢いで炎がひろがります。
5.ガスコックを開けたのにホースからガスが出ない
それはツインホース内にススが溜まっているかもしれません。
特にアセチレンガスの場合逆火したときにススが出ます。
逆火防止器が付いていても間が悪いと火がホース内に回ります。
ガスの出が悪い
ガスが出ない場合
ホースも疑いましょう。
最悪ホース内のススの影響で逆火したときに
ススに点火して火災になったこともあります。
ホース内のガスは必ず全部抜いて下さい。
皆さんのツインホースには
逆止弁付のカプラが付いておりますが、
ホース内にガスが残っていると
万が一の場合引火する恐れがあります。
※原因はたばこの火と言うことでした。
終業後はツインホース内のガスは必ず抜きましょう
安全のために
ツインホースはガス切断には欠かせない道具です。
仕事が空いたとき大きな浴槽に
コンプレッサーの空気を入れて
漏れを確認しましょう。
気泡が出てきたら要注意です。