リョービ ウインチ 修理方法
カーボンブラシの焼き付き 電動ウインチ 故障 原因 RYOBI WI-61C
工事現場で大活躍のリョービ 電動ウインチ
壊れにくくて丈夫な
リョービのウインチ
今現在でも利用している人は多く
荷物の揚げ降ろしなど
工事現場では欠かせない、
重宝されるアイテムです。
電動ウインチを使用していて
●急に動かなくなった
●押しボタンスイッチが効かなくなった
●異音がし始めた
そんな経験はありませんか?
修理の一例このページでは
リョービ 電動ウインチの
修理の一例を紹介しています。
是非ご参考にされて下さい。
👇取扱説明書はこちらになります👇
電動ウインチの 故障 原因
保管状況、 使用状況によっては
故障することがあります。
今回、修理に持ち込まれた症状として、
揚げ降ろし2点スイッチを操作すると
異音がする、 または動作しないと
言うことでした。
原因はカーボンブラシの接触不良です。
雨ざらしだとカーボンブラシが固着致します。
リョービ 電動ウインチ カーボンブラシの点検
まずカーボンブラシを疑います。
カーボンブラシを外してみると
片方はすんなり外れるのですが、
もう片方は固着している状態です。
外れた片方のカーボンは充分に長さが
残っている状態です。
リョービ 電動ウインチ カーボンブラシが外れない 困った症状
カーボンブラシが外れないと言うことは
中身を分解してカーボンブラシが収まっている
カーボンブラシホルダを外さないといけません。
半分解決定!
リョービ 電動ウインチを分解する
まずギヤ側のカバーを外して
カーボンブラシが収まっている、
カーボンブラシホルダを外します。
芋ネジで押さえられていますが
ギヤ側から内部をみないと
外すことが出来ません。
リョービ 電動ウインチ ギヤ側を分解するときの注意
ギヤ側にはみっちりシールされていて
外すとギヤオイルがあふれてきます。
オイル回りの養生が必要になります。
また分解後組み付けの際には
あふれたオイルの交換が必要です。
リョービ 電動ウインチ 今度はローターを外します
ローターは反対側のカバーを開けて
ギヤ側の頭を軽くたたいて外します。
これでカーボンブラシホルダが外れました。
故障症状
修理してしまいましたが、
分解したときの状態は
カーボンブラシホルダの中部が
青さび緑青(ろくしょう)が吹いて
カーボンブラシの
先端が溶けている状態でした。
修理方法
グラインダーで整形して
取り付け完了です。
取り付けには電源の小さなコネクタを
上手く付けないと危険です。
※非常にやりにくいです
まとめ
今回はカーボンブラシが原因とわかりましたが、
カーボンブラシが外れないと
機械本体を分解しないと直りません。
そのため工賃的には高額になります。
今回はどうしても3日後に使用する現場がある
と言うことでご対応しました。
カーボンブラシを粉砕して新しいカーボンを取付ける
本来はカーボンブラシを粉砕して
新しいカーボンを取付ければ
それでいいのですが、
問屋さんに聞くと1週間かかると言うことで
分解修理で対応しました。
(amazonで入手するという手もありましたね)
今回の修理の場合
しかしこの修理の場合
分解して正解でした。
仮にカーボンを粉砕して外しても
カーボンのかけらが内部に残る。
カーボンホルダー入り口の溶けた部分が
修理出来ない恐れがあったからです。
リョービ 電動ウインチ 普段の点検事項
●ワイヤーの状態
●カーボンブラシを外してみる
●ストップ リミット スイッチが効いているか確認する
●リモコンスイッチの断線していないか?
●押しボタンスイッチの損傷状態を確認する
分解自体はかんたんですが、
時間がかかるのが難点です。
故障したウインチは時間が
ある時に自ら分解して整備した方が
安いです。
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