ガスバーナー 使い方上達にはガスバーナー内部の構造を知る必要があり!ガスバーナー上達講座
ガスバーナー 使い方
ガスバーナーと一口に言っても用途や種類が様々です。
1.理科の実験で使用するガスバーナー
2.アウトドアーで使用するガスバーナー
3.工芸や銀ろう付けに使用するガスバーナー
4.建築、解体に使用するガスバーナー
ここでは3.4をお伝えいたします
工芸や銀ろう付けに使用するガスバーナー
銀ろう付けやはんだ付けに使用するガスバーナー
【加熱器】とも言います。
カセット付きのバーナーでも銀ろう付けやはんだ付けはできますが
圧倒的に火の勢いが違いますので、
アセチレン、酸素を使用したガスバーナーに軍配が上がります。
実際に工場などで大量に修理、加工する場合は
ほとんどが、アセチレン、酸素を使用したガスバーナーです。
加熱 ガスバーナーの利点
加熱器 バーナー
なんといっても火力の大きさが強く、調整も楽です。
継続時間もプロ用設計ですから
長い時間使用しても壊れることがありません。
(使用状況による)
火口の先が#50 #70 #100 #140 #150 #200 と交換できますので
微細な炎、大きな炎をコントロールすることが出来ます。
欠点
1.家庭用、キャンプ用のカセットガスは使用できません。
(改造すればできるかもしれませんが、)
2.工業用ですので酸素、アセチレンが無いと使用できません。
3.工業ガスを使用しますので「ガス溶接技能講習」を受けないと使用できません。
(家庭、会社内に資格を持った人がいればその場で使用は可能です。)
使用の仕方
1.ガスバルブを開けて火をつける
2.酸素バルブを開けて酸化炎がきれいに出るタイミングに調整をする
3.火の大きさはガスバルブを開るか閉じるかで調整
4.酸化炎はその時の火の大きさによって
酸素バルブで好みの火の大きさに調整をする
バルブの閉じ方
1.最初に酸素バルブを閉じる
※最初にガスバルブを閉じると逆火パチン音がなる。
2.ガスバルブを閉じて火が消えたのを確認して終了。
建築、解体、工場で使用するガスバーナー
1.道路工事した後の穴を埋めて、アスファルトなどを温めるバーナーもガスバーナーです。
2.ガスで鋼材を切るバーナーもガスバーナーです。
プロパンガス ガスバーナー
こちらはLPガスを使用いたします。
使い方
非常に単純な造りで、
ガスを噴出させて燃やすだけです。
本体にはバルブが一個しかありません。
一個のバルブで火力調整をします。
水道工事、道路工事、ガス工事など 穴を掘って
工事を終了したらアスファルトで埋めるという作業には欠かせません。
アスファルトを温めるときに使用します。
造園業では不要な雑草を燃やすときにも使用いたします。
切断用ガスバーナー
一般的なガス切断用のガスバーナーです。
吹管とも言います。
使い方
ガスバルブを開けて器頭からでるガスに火をつける
点火したら乱れない、きれいな酸化炎にするため混合バルブで調整をする
鋼材を火であぶり、温まった時期を見計らって、高圧バルブをひねる
鋼材が温まり鋼材が切れる 状況に応じて混合バルブで火の調整をする
バルブの閉じ方
1.終了後、最初に高圧バルブを閉じる
※最初にガスバルブを閉じると逆火パチン音がなる。
2.次に混合バルブを閉じる
3..ガスバルブを閉じて火が消えたのを確認して終了。
手順を間違えないようにしてください。
まとめ
家庭では工業用を用意するのは難しいかもしれませんが、
カセットコンロで無理なようでしたら、
工業用のガスバーナーをお勧めいたします。
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