海外在住者がブラステルでIP電話(050番号)を取得した体験
読者のたむらしろうさぎさんのリクエストによる「在外邦人として日本での手続きや銀行での経験」を書くシリーズ、今回は、去年里帰りしたときに、日本で、IP電話の番号を取得したエピソードを紹介します。
ブラステルという会社で番号を取得しました。
https://www.brastel.com/pages/jpn/home/
IP電話とは?
IP電話は、インターネット回線を利用して通話を行う電話サービスのことです。固定電話とは違い、電話線は必要なく、インターネットにつながっていれば、パソコンやスマホなどを使って通話できます。
IP電話のIPは Internet Protocol(インターネットプロトコル)のことです。
IP電話のメリットは、
・料金が安い(固定電話より安いし、同じ050から始まる同士なら無料というサービスもあり)
・導入が簡単(電話線も電話機も不要。スマホは必要)
・サービスによっては機能が豊富
などあります。
それまでの日本の電話番号
海外で暮らしていて、日本にいる人と電話を使ってやりとりすることが多い人(日本在住の顧客と話す必要がある方など)は、日本の電話会社と契約して取得した番号を維持している場合も多いと思います。
私は、カナダに来て25年以上たつし、日本には5年に1度帰るだけだし、そもそも、ふだん電話をめったに使わない人間です。
これまで、日本の電話番号が必要だと感じたことはありませんでした。
日本に電話するとしたら、銀行ぐらいで、実際、カナダから日本に電話したのは、すべて銀行関係でした。
そういうときは、ふつうに自宅の固定電話や自分のスマホで電話していましたし、近年は、Skypeの電話も利用していました。
SkypeもIP電話の一種です。
Skypeは、先にクレジットを購入する方式ですが(プリペイド)、Microsoft 365(昔の名前はOffice365)の利用者なら、月に60分まで、Skypeの電話を無料で使えます。
Microsoft 365は、Microsoftが提供するクラウドサービスの一種で、Word、ExcelなどのOfficeアプリケーションや、Outlook、OneDriveなど、ビジネスに必要なツールを月額または年額で利用できるサブスクリプションサービスです。
参考⇒Microsoft 365 - 生産性向上アプリのサブスクリプション | Microsoft 365
私は、Microsoft 365にSkypeの電話サービスがついていることを長い間知らなかったのですが、楽天銀行にしばしば電話をかける必要が生じたときに、あれこれ調べて知りました。
なぜ050の電話番号を取得したか?
ここまで書いたように、去年(2023年)の秋まで、日本で自分の電話番号を持つ必要はありませんでした。
日本の銀行やサーバー会社に日本の住所を登録する必要があったときは、実家の住所に実家の固定電話の番号を記載していました。
では、なぜ、050の番号を取得したかというと、すべては楽天銀行の口座を凍結されたことから始まります。
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