見出し画像

書くのが遅い人必見!執筆スピードを上げる方法

今回は記事を速く書くコツを紹介します。ブログやnoteを続けるには、執筆時間の管理が重要です。時間がかかりすぎると、記事を書くのがおっくうになり、更新頻度が落ちてしまいます。

時短テクニックを使い、効率よく記事を仕上げれば、楽しく続けられるでしょう。

もちろん、ブログやnoteの記事は、ただ速く書けばいいというものではありません。内容を練り上げ、じっくり推敲し、丁寧に仕上げることで質の高い記事が生まれるのは事実です。

しかし、「書くスピードが遅すぎて記事が完成しない」「1記事に何時間もかかってしまう」という状態だと、せっかくのアイデアを形にする前にモチベーションが下がってしまうし、コンスタントに記事を書くことができません。

副業として、家事や育児の合間に執筆している人にとっては、「時間がないから記事が書けない」と悩むこともあるでしょう。

記事はとりわけ速く書く必要はないけれど、速く書けたほうが何かと都合がいいのです。

時短できれば、こんなメリットがあります。

  • 記事の本数を増やせる

  • 更新頻度が上がるので、読者もうれしい(まれに「更新頻度を落としてほしい」という声もあるが、通常はプラスに働く)

  • SEO対策や収益化にも好影響がある

私は、記事を書くのは決して速いほうではありません。

記事によって執筆時間は異なりますが、「筆子ジャーナル」の記事は現在、1本あたり2時間半前後を見積もっています。

TEDの記事は、最近は読者の負担を考えて短めのトークを選んでいるので5時間前後、noteの有料記事で7000文字ほどあるものは6時間前後が目安です。

昔は「筆子ジャーナル」の記事に3時間、TED記事には6時間以上かかっていました。

しかし、「できるだけ速く効率的に書く」ことを心がけ、試行錯誤した結果、以前よりは速く書けるようになりました。

それでは、私が試行錯誤の末にたどり着いた時短テクニックを詳しくご紹介します。


意外と見落としがち:基本の時短テクニック

まず、たいていの人がやっているであろうごく基本的なテクニックから紹介します。

あたりまえのことですが、あたりまえすぎて、見落とすことも多いからです。

タイピングスキルを向上させる

キーボードに入力する速度が速ければ、記事も速くできあがります。

以下の記事で書いていますが、

私は新卒で入社し、8年目にやめた会社で、ずっと船積み書類を作成する仕事をしていました。

私がやっていたことは、頭脳労働をべつにすれば、基本的に英文タイプを打つことです。

そのおかげで、タイピングは速いほうです

今、あまりタイプが速くない人は、スピードをあげるだけで、大きな時短になります。

まあ、毎日入力していれば、自然に速くなりますが、「向上の余地があるかも」と思うなら、タッチタイピングの練習をするといいでしょう。

また、自分がタイプしやすいキーボードを選ぶのもおすすめです。

副業でやっている人は、あまり道具にこだわらず、家にあるものを使うことも多いと思いますが、キーボードはべつに高くないし、買ったお金は費用として計上できるので、もったいがらずに、道具にお金を使いましょう。

主婦の方だと、たまに、自分専用のパソコンを持っていない人もいますが、最近、パソコンの値段も下がっていますので、ぜひ自分だけのパソコンを用意してください。

ショートカットキーを使う

次は基本的なショートカットキーの使用です。

超基本的なショートカットキー10個をChatGPTに出してもらいました。

ショートカットキー一覧(Windows / Mac)

  1. コピー → Ctrl + C  /  Cmd(⌘) + C
    → 選択したテキストや画像をコピーする。

  2. 貼り付け → Ctrl + V /  Cmd + V
    → コピーした内容を貼り付ける。

  3. 切り取り → Ctrl + X  / Cmd + X
    → 選択したテキストを切り取る(削除してコピーする)。

  4. 元に戻す(アンドゥ) → Ctrl + Z / Cmd + Z
    → 直前の操作を取り消す。

  5. やり直し(リドゥ) → Ctrl + Y  /  Cmd + Shift + Z
    → 取り消した操作をやり直す。

  6. すべて選択 → Ctrl + A  /  Cmd + A 
    → 文書全体またはページ全体を選択する。

  7. 保存 → Ctrl + S / Cmd + S
    → ファイルを保存する(こまめに使う習慣をつける)。

  8. 検索 → Ctrl + F  / Cmd + F 
    → 文書内の単語やフレーズを検索する。

  9. 文字装飾(太字) → Ctrl + B  / Cmd + B 
    → 選択した文字を太字にする。

  10. タブ間の切り替え → Ctrl + Tab / Cmd + Tab 
    → 開いているタブやアプリを素早く切り替える。

この中で、私が記事の作成のときによく使うのは、1,2,4,6,8です。

例えば、Ctrl + F(検索)は、誤字脱字の修正でひじょうによく使います。

Ctrl + A(すべて選択)も便利で、文章全体のレイアウトを変更するときや、下書きを一気にコピペするときに使います。

ひとつひとつは小さな操作ですが、ショートカットを使えば、執筆の流れを止めずにすみます。

単語登録・定型文の保存(Clibor使用)

自分がよく使う言葉は単語登録をしておきます。

私は「断捨離」という言葉をよく使うので、「ダン」で登録しています。

ほかにも、よく使う言葉やリンクは定型文として保存します。

私が使っているのは、Clibor(クリボーと私は呼んでいる)というWindowsユーザー向けのクリップボード拡張ソフトです。

Cliborは、コピーの履歴を1万件まで保存できます。

通常、Windowsの場合、クリップボードに25個ぐらいしか保存できないと思いますが、Cliborならいっぱい入れておけるので、これが便利です。

どこがどう便利なのか、口で説明しにくいんですが、前にコピペしたことを全部覚えていてくれるし、長文もそのまま残っているので、Cliborの基本的機能がそのまま定型文コピーとして使えます。

それとはべつに定型文を保存できる機能もあります。

最近、私はCくんと相談しながら記事を書いていますが、Cくんへの指示文(プロンプト)は、Cliborに覚えさせています。

Cliborにはほかにも便利な機能がいろいろあります。たとえば、クリップボード(コピー履歴の一覧)で、コピペしたい文字列の上で、ワンクリックするだけでペーストできます。

クリップボードを呼び出すのも、コントロールキーを2回押すだけ。

「このソフト開発した人、天才だなあ」と思います。

私はあまり拡張機能を使わないタイプですが(探したり使い方を学んだりするのが面倒に思うタイプ)、Cliborは、もう10年以上使っています。

まあ、Cliborに類したクリップボード拡張機能はほかにもあると思うので、自分に合ったものを探して使ってみるといいかもしれません。

ここから先は

5,060字 / 1画像

¥ 700

この記事が参加している募集

記事を気に入ってくれたら、よければチップお願いします。一口100円から、何度でもOK。いただいたお金は生活費と仕事の費用の足しにします。