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65歳で夫と別れることを決めた理由は確定申告

この春私は、長く一緒に暮らしていた夫と別れて一人暮らしを開始しました。

私が夫と暮らすのをやめたのは、何か決定的なことがあったからではなく、いろいろなことが積み重なり、「1人で暮らしたほうが自分のためになる」と思ったからです。

しかし、直接のきっかけは、この4月に65歳になったこと、そして確定申告に対する見解が私と夫で大きく違ったことにあります。

その経緯をこの記事に書きます。これから書くのはあくまで私の目から見た現実で、夫は夫で別の現実を見ていると思います。

この記事が役立つと思うのは以下の方たちです。

・カナダの確定申告に興味がある人
・熟年離婚に興味がある人


65歳以上はシニア

カナダでは65歳からシニアとみなされ、政府からさまざまなサポートを受けられるようになります。

サポートには日常生活を支えるための実用的な支援から、経済的な負担を軽減するための税制の優遇措置や老齢年金までいろいろあります。たとえば、公共交通機関を利用するとき少し割引されたり、店でシニア割引を受けられたり。

日本のシニアほど手厚いサポートは得られませんが、希望し、条件に合えば、経済的な援助を受けられます。

先日はこんな手紙が届きました。

歯科保険制度に関する手紙

私が65歳なので、「カナダデンタルケアプラン(カナダ政府が提供する歯科保険制度で、比較的最近できたもの)に加入できるかもしれませんよ、ぜひ、申請してみて」というレターです。

いくつか条件があるので、加入できるかどうかわかりませんが、一応、ネットから申請してみました。

国民を識別する番号~SIN

このような政府からのサポートを受けるためには、毎年、きっちり確定申告(タックスリターン)をしていなければなりません。

カナダは、税務署(CRA)と社会保障を担当する政府機関がその人の社会保険番号(Social Insurance Number、略してSIN)を通してガッチリ結びついています。

SINはカナダ市民、永住者、一時居住者で、カナダで働く資格のある人が取得できるもので、この番号がないとカナダで就職できないはずです。

私の娘は16歳からアルバイトをしていますが、開始するときにSINを取得しました。

私も、永住権を取得したその日に、同じビルにあるべつのオフィスでSINを発行してもらいました。

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