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カナダで賃貸物件探し~その9 もっと家賃の安い物件を見つける

2024年5月1日にした引っ越しについて書いています。

この記事が有益な人は:
・カナダで賃貸物件に入りたいと思っている庶民(富裕層や、自分で家賃を払う必要のない人は関係ありません)。
・リアルな英語に興味のある人

前回の記事はこちら。

Rentfinderというサイトでジョンの家を見つけたのが3月29日。

娘を通じて彼にメッセージを送ったのが、30日か31日。

彼の家に入居することにし、物件を押さえる500ドルを払ったのは4月4日。

ここまでとんとん拍子に進みました。


娘がべつの物件を見つける

「住む家も決まったし、あとは荷造りだ。おっとその前に、夫に家を出ることを言わなければ。いつ言おうか…」と考えていましたが、結局、その2日後の4月6日に夫に伝えました。

同じ日の夕方、娘からメッセージが届きました。

This is one block from my house
Should I message him?

「この家、私の家からワンブロック
メッセージ送る?」

1 Bed 1 Bath - Apartment と書かれた物件の写真と説明のキャプチャーが続きました。

この家が今私の住んでいる家です。

1 Bed 1 Bath は、1ベッドルーム(居室)に浴室1つがついた物件。

apartment は、アパートです。日本で「アパート」というと集合住宅しか意味しませんが、英語の apartment は、1世帯分の家を指すので、私が住んでいるところもアパートです。

でも、「アパート」と書くと読んでいる人が勘違いするかもしれないので、ベースメント、住まい、家などと書いています。

1 block のブロックは、ご存知の方も多いでしょうが、都市部で使用される距離の単位で、街路が形成する一区画のことです。

たとえば、以下の図の赤い線がワンブロック。

ワンブロックの例

ブロックの長さは街のデザインというか、区画の作り方によって違うのでまちまちですが、カナダの都市部は、だいたい100~150メートル程度。ワンブロック歩くのにかかる時間は、1~2分です。

ジョンの家より家賃が安い

This one is way better
It's a new build they've been working on it all winter
I drive past it all the time 
It's legit a block over

「この家のほうがずっといい。
新築の家で、冬中建設してた
いつも車で横を通ってる
本当に1ブロック先」

広告を見ると、コンセプトはジョンの家と同じインフィルのベースメント。広さや間取りも似ています。

インフィルやベースメントについてはこちらの記事を参照してください。

違うのは、この家のほうが
・娘の家に近い(娘の家からゆっくり歩いて3分)
・ジョンの家より家賃が250ドル安い

私が「でも、ジョンに500ドル払っちゃたしなあ」と言ったら、娘は、

Mom this is a block from my place
If it's good id accept the $500 loss

「ママ、この家、私の家から1ブロックだよ
いい物件なら私、500ドルの損失は受け入れる」

こう言って、新しく見つけた物件の持ち主にメッセージを送りました。

「でも、なんかジョンに悪くない?」

とさらに私がごねていたら、

It's not being dishonest
If u like this other place u just be like hey I actually found something cheaper and closer to my daughter so I won't be going through with this one
The deposit to hold is for this very reason

「これは不正直なことじゃない
ほかの家を見つけたら、『ヘイ、もっと安くて、もっと娘の家に近いところを見つけたから、こちらとは契約しないわ』とすればいいの
家を押さえる前払金はまさにこのためにあるの」

とメッセージを送ってきました。

実際は、娘はもっと丁寧な断りの文を考えてくれましたが。

This is why u need to weigh your options and not settle for the first semi ok thing
You'd save $3000 a year if you're able to get this other suite
So that in itself makes up for the 500

「こういうことがあるから、ママは、選択肢をしっかり検討しなきゃだめなのよ。最初に見つけたまあまあのところに決めてしまうんじゃなくて。

この家に入居できたら年に3000ドルの節約になる。これだけでも、あの500ドルを回収できる」

確かに娘の言う通りです。私もこの物件に入れたらいいなと思い、家の説明などを真剣に読み始めました。

娘はこの物件をFacebookで見つけたそうです。

続きはこちら。




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