
お粥・ウィスキー・ビンテージギター
ウイスキーを1番美味しく頂く飲み方は
ストレートか
それとも1滴の加水をするのか
そんな論争があるんだと、
以前どなたかから聴きました。
僕は飲めません。
弱いなりにお酒が好きで「ウイスキーを嗜む男性」にも憧れたものの、体に合わないというのは、立ち向かう気にさえさせないものです。自分のウイスキーはソーダで割ったハイボール。
お酒の楽しみ方という意味では、当然
どういった飲み方でも良いんです。
ただしかし、世の中には幾つものウイスキーがあります。それには、異なるラベルが貼られ、値段も味も異なるのです。何かが違いを作る。
ウイスキーの味自体を拒む僕のような人には、その違いは決められない。1滴の水の仕事も当然、分からない。
ただ、なんとなく
決して目の前で討論が起こっていて
そこに割って入れる程ではないですが
なんとなく、1滴の加水派を信じてみたくなるのです。
僕は、普通に炊いたご飯よりお粥の方が好きだから。
多分、水がしてくれる仕事が好きだから。
ウィスキーだけじゃない
ビンテージギターだって僕にはわからない。
憧れるのにわからない。ぜーんぜん。
世の中そういう、違いの分かりづらい物に
yes/noを出せる人がいる。
その人たちが何かを決めてる、ように感じちゃう。
僕はルールを決められる側。
わからないまま、
ぼんやり憧れたまま。
そんな、曖昧な魅力で
沢山エネルギーやお金や注ぎ込んじゃう気持ち
わからない人にはわからないでしょうが
僕にはわかります。
誰かと擦り合わせる気も無い話。
ノートに書くのが丁度いい程度の話。
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