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伝えるということの本質とは何か?

コミュニケーション能力・言語操作能力

コミュニケーション能力。言語操作能力。
新型コロナウイルスの影響で先行きが非常に不透明な状況下で、採用活動においてどのような人材像を求めているかを尋ねた以下の調査でも、だいたい企業が求める人材像の上位3番以内に、「コミュニケーション能力」を有する人材が入ってくる。

新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、採用活動において、どのような
求める人材像を求めているかを尋ねたところ、「意欲的である」が43.1%で最も高かった(3つまでの複数回答、以下同)。次いで、「コミュニケーション能力が高い」(41.0%)が4割台で続き、以下、「素直である」(25.4%)、「真面目、または誠実な人柄である」(19.5%)、「専門的なスキルを持っている」(18.1%)が上位となった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000043465.html

人は、相手の話をちゃんと聞いていない

まず、大前提として「人はスピーカーの話の80%は聞いていない(ちゃんと聞いていない)」ということを忘れないようにしたい。一種そのアウェイな環境で、いかにツカミで笑いを取り、相手の興味を惹き付けるができるのか。

ある意味、「伝えること」「プレゼンテーションを行うこと」というのは、どれだけ事前準備をしているかで決まる。
「結論→根拠→事実」というロジックをつくるだけでなく、相手の想像力(イマジネーション)を掻き立てることで、相手に働きかけて実際に動いてもらう、最初の一歩を踏み出してもらうことが可能となる。要するに、相手に動いてもらってナンボの世界で、相手が行動に移さなれけばこちらのメッセージが伝わらなかっただけ。
これは、グロービス経営大学院講師の伊藤羊一さんの著書『1分で話せ』からの受け売りです(笑) スミマセン

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上記画像の出典:https://president-ac.jp/20190116-2/



また、今年の2月頃、Clubhouseのルームで羊一さんと初めて対話させていただいたときに、「人に何かを伝えるというのは、言葉を使って(自分の)頭の中にある絵•ビジュアルを相手の頭に描いてあげるという行為」と羊一さんにずばり言語化して頂いた。伝えることの本質はこれだ!と、長年モヤモヤしていた命題がクリアになり、ストンと腹落ちしたのだった。

最後に

またまた、羊一さんの出番である(笑)

羊一さんが確かこんなことをおっしゃっていたと記憶している。著書『1分で話せ』は26歳というか、若い頃の自分を読者のメインターゲットに設定して書いたんだと。同様に、尾原和啓さんが著書『ITビジネスの原理』も、そのITビジネスの本質を明らかにした本がないが故に、若い頃の自分に向けて書いたのだ、と言う。両人ともに仰ることが共通していて非常に面白く、興味深い。

さて、自分ごとに引きつけて考えてみる。51歳の自分がいま、20年前の自分、もしくは入社1年目の新人であった自分に伝えるとしたら、伝えたいメッセージって何なのだろうか。どういう言葉を紡ぎ出すのだろうか。


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