サッカーゲームの『eFootball2022』と『FIFA22』について
ツイッターで『eFootball2022』と『FIFA22』のことを呟いても、ほとんどいいねが付かないので、需要はあまりないと思うけど、あまりにも『eFootball2022』の出来が悪いので、記事にすることにしました。『eFootball2022』は、コナミの有名なサッカーゲームであるウイニングイレブンの新作です。なぜか分からないけれど、コナミはウイイレの名前を捨てました。僕はダウンロード・基本プレイ無料の『eFootball2022』をPS4にインストールし、プレイしてみました。
まず、全体的に著しく重いです。選手たちの動きはもっさりしています。ドリブルは難しいし、ショートパスのスピードが遅すぎます。走ったほうが速いレベルに遅いので、遊んでいて笑ってしまいます。チャージングというディフェンス操作が異様に強力で、それをやられるとすぐにボールを取られます。オフェンス側も同じL2ボタンでブロックできるのですが、ブロックの強度が弱すぎてほとんど意味がありません。普通にドリブルして身体を入れたほうがいい。そのチャージングが強すぎるため、オンライン対戦ではみんなチャージングばかりしています。ディフェンスする選手たちは疲れ知らずで猛然と襲いかかってきます。
ショートパスが遅すぎることと、チャージングが強すぎることは、ゲームを開発していてすぐに分かると思うんだけど、どうしてこんな状態になっているのでしょうか。理解に苦しみます。また、あの楽しかったチームプレーモード(一人の選手だけを操作して11対11などをする)がなくなっています。試合面についてはアップデートであるていど改善されそうだけど、チームプレーに関してはアップデートで追加されそうな雰囲気もありません。僕はよっぽどじゃない限り「クソゲー」という言葉は使いたくないけど、今回はよっぽどの場合なので「クソゲー」という言葉を使わせてください。
『eFootball2022』は紛うかたなきクソゲーです。こんなことになるならウイイレの名前を捨ててほしくなかったです。無料だからこんな出来であるのならば、有料でよかった。1万円くらいなら払うから、まともなサッカーゲームをプレイさせてほしかったです。そのため僕は8400円を支払ってPS4版の『FIFA22』を購入しました。
『eFootball2022』があまりにもくそなせいか、『FIFA22』が神ゲーに思えました。『FIFA22』の良い点と悪い点をいくつか挙げてみますね。まず、とてもサクサク動きます。ほぼストレスがありません。試合面についてもほとんど文句がありません。オンライン対戦をやってみたら1対5で負けたけど、理不尽なことが起こらず、負けたことに納得できました。相手のディフェンダーが常に全力ダッシュしているということもない。ちゃんとサッカーをやっているという感じがする。Jリーグがあるのも嬉しいです。僕が応援している大宮アルディージャはありません。つまりJ2がない。J1だけ。それは残念なところです。せめてJ2まで入れてほしかった。あと、権利をコナミが持っているので、日本代表がありません。これは仕方がない。コナミは、あんなクソゲーしか作れないのなら、もう日本代表チームの権利を手放してほしいです。
もし今までウイイレを遊んできて、『eFootball2022』に絶望している人がいたら、見限って『FIFA22』に移行することをお勧めします。まともなサッカーゲームを遊ぶことができますから。というか、もはや「まともなサッカーゲーム」が『FIFA22』しかない。選択の余地がない。『FIFA22』をやるしかない。これで『FIFA22』もクソゲーだったら、地球におけるサッカーゲームというジャンルが終了しているところでした。『FIFA22』があって良かったと心から思います。しかし、FIFAはウイイレと競い合って成長してきたので、FIFA一強となってしまうと心配です。ゲームとしての成長を止めてしまうかもしれない。『eFootball2022』は致命的なクソゲーだったけれども、コナミにはサッカーゲームを作るのをやめてほしくないです。これからのサッカーゲームの発展のためにも、『eFootball2022』の改善に努めてほしいし、『eFootball2023』では僕のことを見返してほしいです。よろしくお願いします。
※この記事を書いた時点で『eFootball2022』は、まだ一度もアップデートが為されていません。現在においては、アップデートが為されて改善されている可能性があります。
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