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【2025】できるだけお金をかけずに宅建に合格する方法【独学】
はじめに
僕は4年くらいかけて行政書士試験に合格したあと、勉強する習慣が身体に深く染み込んでいたこともあって、簿記3級、簿記2級、宅建の資格を立て続けに取りました。今は「宅地建物取引士」という名称ですが、当時は「宅地建物取引主任者」という名前でした。「宅地建物取引士」のほうが格好いいし、「宅建士」と略せるので呼びやすいですね。名前が格好いい、というのは、どうでもいいように見えて、わりと大事だと思います。目指していても仕事をしていてもテンションが上がるので。
資格の名称が変わったものの、試験の内容に変更はなく、「権利関係」という分野があります。民法や借地借家法などの法律の知識を問うものです。僕は行政書士試験に合格してはいたものの、民法はあまり得意じゃなかったので、宅建を受けるに当たってのアドバンテージはそれほどなかったと思います。そして宅建試験で問われる「民法以外の法律」についての知識はほぼゼロでした。
そんな僕でも、1日約2時間、およそ7か月の勉強で(簿記2級の試験が終わったあとに勉強を始めました。確か3月初旬ごろからだったと思います)、40点くらい取って合格することができました。僕が受けた平成22年度の試験の合格点は36点、合格率は15.2%でした。予備校に通ったり通信講座を受けたりはせず、完全な独学だったので、勉強するのにかかったお金は1万円くらいでした。
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この記事では、初学者の方に向けて、できるだけお金をかけずに宅建士試験に合格する方法をお伝えします。具体的には、僕が受験生だったときの勉強法と、おすすめの基本テキストおよび問題集、もっとも効果的と思われる勉強法などについて詳細に書いていきたいと思います。
ちなみに、去年は【2024年度用】の記事を書きました。それから僕はさらに宅建士試験の研究を重ね、よりパワーアップした形で今回の【2025年度用】の記事を執筆しました(前年度と比べて文章量は1,500字ほど多いです)。情報も、もちろんアップデートされています。今はまだ2月で、2025年度の試験の日(10月中旬)まではたっぷりと時間がありますが、勉強を始めるのは早ければ早いほど良いので、今から僕と一緒に試験勉強をがんばりましょう。
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