見出し画像

アイドルは卒業が決まると急激に可愛くなる件について


僕の名前が本に載ります

 はいどうもこんばんは、ふちりんです。生まれて初めて、僕の名前が本に載ることになりました。本名ではなく「ふちりん」ですけど。以前にも御田寺圭みたてらけいさんの『矛盾社会序説』という本で、ガチ恋についてインタビューを受け、「ガチ恋おじさん」として登場したことはありますが、そのとき僕の名前は伏せられていました。今回も同様にガチ恋についてインタビューを受けましたが、「ふちりん」として登場しています。本名の「田中太志ふとし」でもよかったんだけど、ガチ恋オタクとして知られている名前は「ふちりん」だから、そっちを使ったほうがいいのだろうと思います。

 Amazonなどで本の目次が公開されていたので、僕の名前が載っている部分を引用します。ガチ恋の苦悩などについて真面目に語りました。

10 アイドルに対する恋愛感情を断罪するのは誰か──「ガチ恋」の苦悩に向き合う(上岡磨奈)
  1 当事者の経験から考える「ガチ恋」
  2 アイドルと疑似恋愛と「ガチ恋」
  3 「ガチ恋」の苦悩──ふちりんさんの語りから
  4 「ガチ恋」問題に向き合い続ける

高橋 幸 (編集)、永田 夏来 (編集)『恋愛社会学: 多様化する親密な関係に接近する』目次より

 僕にインタビューをおこない、論文を執筆した上岡磨奈かみおかまなさんのX(旧Twitter)ではこのように告知されています。僕の名前が本に載ることについて、Xで「すごい!」と言ってくれた人がいたけど、僕はインタビューを受けただけなのですごくありません。すごいのは僕の下手くそな語りを傾聴して理解し、整理して、しっかりとした論文を書き上げた磨奈さんです。僕はその論文を先に読ませて頂いたのですが、とても興味深く面白い内容でした。アイドルへのガチ恋に興味のある人にも、ない人にも、是非読んでほしいです。

ここから先は

4,247字 / 11画像

ふちりんのスタンダードプラン

¥380 / 月
このメンバーシップの詳細

お忙しいところ、最後まで読んでくださってありがとうございます。もし「いいね!」と思ったら、愛の手を差し伸べて頂けるととても嬉しいです。noteやYouTubeの製作費に使わせていただきます。