読み切り企画の練り直し

こんばんは、淵です。
今週は先週話していた読み切りのネームを一つ提出しました！
ただ結果はこの案でいくならネームを大工事をする必要があるということで、悩みに悩んでもう一度企画から練り直そう、という決断になりました。
編集の方からは没、と言われたわけではなく、粘れば同じ題材でできそうな感じではあったのですが、変更箇所が見せ方というよりもキャラクターを変えていかないと繋がらないようなものでした。このキャラは読み切りを考える前から、1年くらいの間ずっと温めていた大事にしていた2人ということもあり、私自身の思い入れが強く、変えていくことがどうしてもさみしく、私から新しい企画でお願いできませんか？と伝えました。
読み切りの難しさって短い期間でキャラへの愛着を持つことにあると思うのですが、事前に愛着を持ちすぎると改変に対応ができなくなってきて、難儀だな…と思ってしまいました。1日くらい落ち込みました。

けれど、この読み切りを一緒にやってくださる編集さんがとても丁寧で信頼できる方だったり、そのネームのフィードバックもうなずけるものだったことで、このレーベルでまずは読み切りを出したいなと思い、早々に立ち直って、新しいキャラデザを提出してきました！
読み切りの進め方の理想としては、事前にこんな子を描きたいなというゆるい案があって、それをベースに編集とやりとりをしながら固めていき、愛着がどんどん湧いていく、だと思います。
商業である限り、編集の方と共同で作っていったほうが認識も合うし、変更も一緒に考えていけるし、やりやすいよなと思います。

読み切りは要素を絞って、読み進めたくなるようなテンポで話を進め、読者に楽しんでもらえる一つをどかんとご褒美として最後のほうにページを割くことがとにかく大事なんだと思います。わかりやすすさも重要で、見た目も、思考もパッと見てわかる二人でないと、読んでもらえないんだろうな、と反省しました。

読み切りのキャラ二人は、とにかく大好きな二人なので、今話を伺っている、性描写ありのBLレーベルさんで連載の形でできないか持ちかけています。

そうそう。先週、1社からお声がけ頂き、性描写ありのBLも描けるかもしれない可能性が浮上しました！ライトBLのお話がこれまで多かったのですが、たまにはBLらしいBLも描きたいな～と思っていたので、進むといいなと思っている次第です。どうやらペースも融通が利くようで、できることなら描きたい今回没にした二人の話を、連載形式で描けたらベストだな～と思っています。

そうこうしているうちに、連載の作画の時期になってきたので、最優先は連載のほうとして、２週間くらいでいい感じに仕上げられたらな、と奮闘中です。

なので来週は作画メイン、もう一つの読み切りのネーム、今回新しく企画出したほうのプロットが同時並行で走る感じかな。

連載を着実に進めながら、いろんな会社さんと話を進めるのは楽しくていいですね。飽きないし、ハリが出る感じがします。

よし！頑張るぞ～っ