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まずは、自分を耕しましょう。

人から受ける質問の中に、みぞおちのあたりがキュッとなるようなものがあります。答えに困るというか、私にとっては無謀で途方に暮れたような気持ちになるんです。

例えば、「何かおもしろいことない?」というもの。

私が、そうした空白をただ埋めるだけの会話が好きじゃないのもあるし、「私を楽しませてほしい」という、そういうことには応えたくないなぁ…、と思ってしまうこともあると思います。

先日、ある教育業界の経営者さんに「どんなコンテンツがお母さんにニーズがあると思う?」と聞かれたとき、同じようにみぞおちあたりがキュッとなる反応がおこりました。

「なんでかな?」

と考えてみたとき、一番感じたのは、

誰かが欲しがるものよりも、自分がワクワクして愉しめる企画、こんなことやってみたいと思えるようなことをやる

というのが”私にとっては”とても大事だということでした。

うまくいかないときは特に、ついつい、人気があるものをやらなくちゃダメなんだって思ってしまいそうになるけど、それって自分が幸せになるような道じゃないって気がしてしまうんです。(成功だけすればOKという価値観の人なら良いんですけど。)

それで、その経営者さんが「ここの親子コンテンツが、結構人気があるみたいなんだけどね...」と教えてもらった会社のHPを見てみました。

一本筋がちゃんと通っていた。
どんな企画かとか、広告を出す媒体とか、たまたま立地が良いとか、そういうことじゃないって、思いました。

創業時の想いがあって、それを具現化する活動があって、それでいて、お母さんたちが共感できる正直なメッセージを発信している。

人気があるらしいという親子コンテンツだけみていたら、特別な魅力って感じなかったのですが、発信するメッセージに共感して、ちゃんと裏付けがある追加情報があって、「この会社が良い!」って思うから人気につながっている。

何より、
「自分らしい活動で誰かが喜んでくれる」
それぞれの人たちの間で、そんな循環が生まれて、みんなひとり残らず幸せになるっていう社会に、これから向かっていくと思いますから。

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