心の動きを、人の育ちに
昨日は、毎月のご相談をいただいている、ある方と打ち合わせをしていました。
これまでは、、、動きたい方向は見えているんだけど、忙しくなったり、色々あって、あんまり進められない。ちょっとずつ下準備をしていたような感じでした。
私のほうも、無理矢理に動かすのではなくて、その方のタイミングを待つのを大事にしています。
昨日は、動き出すと決められたんだなぁというのがよく分かって、ご本人も
「もう、周りがどうこう言うから、ではなくて、私が動くって決めたらいい」
とお話されていました。
先日から読み進めている、ある教育関係の本に書いてあることと、同じだなぁと思いました。
(ちなみに最近いくつか記事を書いているヴィゴツキーのこちらの本です)
▽上手にできるようになったら、やる。
▽やれる準備ができたから、はじめる。
では、ないんですね。
人の育ちの場合なら、「これをやろう」「こんな人になりたい」と思うことから、もう既に変化が始まっていて、実際に何かやってみることで育っていく。
仕事なんかだと、「やろう」と思ったなら、自分のできる範囲で始めてみることが大切で、「完璧にできるようになったら、はじめよう」は、「やりません」と同じことなのでしょう。
昨日は、そんな風に「進む」と決めた方の変化を見ることができて、とっても嬉しく感じた時間でした。
いよいよ、そんな変化がここかしこで起こってくるのか?!という予感も高まりますね。
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