7/9(水)思い切り
こんばんは。情熱内股こと風吹です。
今ちょっと気がついたことを記事にしようと思います。
もしかしたら私の指導者人生の大きな一歩になるかも知れません。
そしてこれは多くの指導者の方にとって当たり前のことなのかも知れません。
ただ、お風呂にゆっくり浸かっているときに考えたメモ程度になってしまうかもしませんが、書かせてください。そしてメモ程度であること、ご了承ください。笑
違和感
私は、中学の教員をやっていて、柔道部のコーチを務めさせていただいています。
今回は柔道部の方にフォーカスを当てていきます!
私はいろんな指導者の方からお話を聞く機会があります。
その度に学ぶ事が多くあるのですが、唯一(ではないかも知れませんが)違和感を覚えるのが、
『中学生らしい柔道』に関する話題です。
中学生らしい、、、とは、、、
私はずっとこの『中学生らしい』が頭に引っかかっていました。
いろんな先生方からの話で何となく、中学生らしさとは
・思いっきりの良い柔道
・失敗を恐れない柔道
ではないかなと、感じています。
まだまだ未熟なので全然違うかも知れませんが。笑
漠然
上記で書いたのは僕なりの解釈ですけど、
かなり漠然としていませんか?
私が違和感に思っているのは、この漠然とした目指すべきところなのです。
現実の話、私が生徒の時は、
失敗を恐れず、思いっきりの良い柔道をして、技を返され負ければ怒られました。
中高生ながらに、
これで怒るってじゃあ何が正解なの?
と疑問に思っていました。
確かに指導するようになって、思いっきりの良し悪しがわかるようになってきました。が、生徒の時にそんなことはわかるわけないんです。
なぜなら、その思い切りの良さや失敗を恐れないなんて考えは指導者や見る人によって変わる主観でしかないからです。
つまり、いいなと思う人もいれば、全然ダメだと思う人もいる考え方なのです。
行末
私(若いが故に)はこの考え方は、正解のようで正解ではないのではないかと思います。もちろん多様な考え方があるので、否定的な意味ではありません。
この漠然とした考え方の基礎では、中学生レベルでは、
・体格や運動能力に恵まれている選手だけしか活躍できない
のではないのかなと思ってしまいます。
恩師の受け売りですが、
『人間は必ず恐怖心がある。恐怖心があるから、正常な判断ができる。だからこそ成長できるし、強くなれる。むしろ、恐怖心がない人間は何をするかわからないから、勝つ時もあれば負ける時もある。波のある選手は大事なところでは起用できない。』
と、おっしゃっていました。
これを聞いた時、すごい腑に落ちました。何が腑に落ちたかというと、ここに練習の大切さや、楽しみの本質があると思うのです。
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