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12/2(水)栄養補給

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

最近YouTubeでストリートピアノを弾いている「ハラミちゃん」というチャンネルを見て感動しています、風吹です!!笑

音楽って本当に心を浄化してくれると思いませんか?

是非気になったら「ハラミちゃん」を検索してみてください!!
(宣伝でもなんでもありません。笑)

皆さんは心を浄化する方法をお持ちですか??

私が好きな言葉の一つに

『読書は心の栄養補給』

というものがあります。

心の栄養補給って発想がすごくないですか?

確かにお腹が空けばご飯を食べる。
眠くなれば寝る。
これらのように身体の補給は皆さんも必ずすると思います。
では、心はどのように補給していますか?

私は、先ほども挙げた通り読書や音楽をしたり聴いたりします。
頭の中の整理ができたり、自分が知らない視野があったりと気づけば頑張ろうと思えます。

前置きが長くなりましたが、
今回は柔道部の生徒たちの心の栄養補給について書いていこうと思います。

ストレス

長い長いコロナ生活。柔道部の活動もかなりの制限がかかり、生徒たちはかなりのストレスを感じていたと思います。

まず、長い期間練習ができなかった。そして練習ができても試合がない。

試合がないということは、自分が練習してきたことが合ってるのか答え合わせができない自分に足りないものが何かがはっきりしないなど、本来得られるはずのきっかけが得られないということです。

私たち指導者も、来たるべき時に備えなさい、と指導してきましたが、
目標がないというのはこんなにも辛いことなんだなと学びました。

皆さんも想像してみてください。

「ゴールはどこにあるかわかりませんが、今からマラソンをしてみてください。経路も不明です。自分で考えて走ってください。」

と言われたら走り続けることができるでしょうか。最初は頑張ろうと思えたとしても、先が見えない中でどれだけの人間がモチベーションを保てるでしょうか。一部の人間を除くほとんどの人ができないと思います。

うちの柔道部にはありがたいことに全国から日本一になりたい、将来は世界で活躍したいという思いを持った子たちが入学してきます。
その目標を達成するために、毎日命を燃やしています。
中学3年生は特に中学最後の全国大会への思いは強かったはずです。
その日のためにどれだけのことを犠牲にして生きてきたか。
ただ、犠牲にしてでも取り組みたいと思えるのは、勝ち負けだけでなく、その先に得られるものがあることを、先輩たちの背中を見て知っているからではないでしょうか。

しかし、このような体験もコロナによってできなくなってしまったのです。

転機

目標がなかった生徒たちにもあるチャンスが巡ってきました。

11/7,8と福岡県で中学三年生のための大会が開催されることが決まったのです。もちろんコロナ対策は十分行った上で行われます。

大会があることを伝えたときに選手たちの目が輝いたのは印象的でした。
その日からの練習も雰囲気が全く違ったように感じました。この大会がみんなを同じ方向に向かせてくれたのかなと思います。

今回の大会を開催するにあたって様々な意見が出たと思います。
しかし、関係者の皆に共通して言えることは「子どもたちのために」という思いがあり、頑張っている子どもたちをなんとかしてあげたいという思いが伝わってきました。

私自身、子どもたちが頑張ることができる環境、頑張ったことがどんな形であれ報われるような環境を整えていくことが大人の役目なのかなと考えさせられました。

試合

試合は7日が団体戦、8日が個人戦です。
中3がメインの2チームをエントリーしました。

結果は団体戦がAチーム優勝、Bチームが3位でした。
個人戦は4階級という特別ルールの中、優勝1人、準優勝1人、3位が1人でした。

久々の試合で序盤は全員動きがぎこちなく不安でしたが、試合が進むにつれ少しずつ動きも良くなってきました。動きが良くなってくるのと同じタイミングでチームの雰囲気がとても伸び伸びしてきたことに気付きました。
そんな彼らを見ていて、

『百聞は一見に如かず
百見は一考に如かず
百考は一行に如かず
百行は一果に如かず
百果は一幸に如かず
百幸は一皇に如かず』

という言葉を思い出しました。
「百聞は一見に如かず」の続きがあることを皆さんは知っていましたか?
『人から100回聞くよりも、1回見た方が理解が早くて正確、
いくら自分でたくさん見ても考えなければ意味がない、
いくらたくさん考えても、それを実行に移さなければ意味がない、
いくら実行に移しても成果をあげなくては意味がない、
成果をあげるだけでなく、それが幸せや喜びにつながらなければならない、
自分だけでなく、みんなの幸せを考えることが大事』

と言う意味があります。

みんなの幸せ

今回の大会は、たくさんの人がみんなの幸せを願い、それが形になったものだなあと思いました。

当然子どもたちも、何も指示をしなくても、みんなで勝ちたいという思いからお互いに声を掛け合ったり、自分ができることを考えて行動をしたりしている姿を見て、きっかけ一つでここまで大きく成長できるのだなと感動しました。

できることが限られている中で、結果にも繋がったことも、大きな成果だと考えます。

これからも、今回のようにみんなが他人を思いやれる環境を作っていきたいなと思います。これが柔道を通して、武道をを通して、スポーツを通しての人間教育なのかもしれません。
私も試合で結果を出すことに拘りすぎていた部分もあり、このように人としての成長を考え直す良いきっかけになりました。

だからこそ

少し政治的な内容になってしまいますが、

GO TO キャンペーン、イートなど正直現在は必要ないことだと思っています。
「経済を動かさなければ!!」「ただの風邪」「大したことない」と豪語する人もいるかもしれません。
また、「GO TOが感染拡大させているエビデンスはどこに?」と言う人もいるでしょう。

「大人」が政治的な判断をし、「大人」が楽しむ(子供だけで旅行に行くことは現実的に厳しい、子どもだけで飲食店に行ってもしれている)中で、コロナの影響や被害を最も受けているのは『何の力も持っていない子ども』ではないでしょうか。

勉強をする時間を奪われ、友達と楽しむ時間を奪われ、自分に挑戦する機会も奪われる。

もっといえば、医療従事者のお子様は、隔離されていたり、いじめの対象になっている場合もあると聞きます。

外国から何かしらの事情があり帰国した人は、何日間かの隔離期間が必要です。その隔離期間の間のホテル代等は自費だということも耳にしました。

このような人たちがいる中で、今必要なのは娯楽のための補助でしょうか?
逆にいえばそれだけで経済が潤うほどの効果をもたらすのでしょうか?
人々がコロナに恐れなくても良いような社会にすれば、自然と経済も戻るのではないでしょうか?
力やお金がなく苦しんでいる人がいるのに、なぜそこから着手しないのでしょうか?

最近の政府、特に菅総理をはじめ、安倍元総理大臣、加藤内閣官房長官、小池都知事、西村経済再生担当大臣、吉村大阪府知事、松井大阪府市長らは何を考えているのかと憤りを感じます。

まずは感染拡大を抑えることが最意優先でしょう。

選挙に対して無関心であったツケが、我々の命や青春をもって払わされている気がします。

最後に

話が逸れてしまいましたが、今回の大会を通して、子どもたちの生き生きとした顔を見たら、関係者の皆様への感謝が溢れます

生き生きとした顔、、、

私が教えている生徒(今回は中三がメイン)の心の栄養補給は『試合』によってなされたのではないかと思います。ただ、単に『試合』だけではなく、挑戦する気持ちや立ち向かう勇気、人との繋がり、感謝などさまざまな要因があると考えます。

自分は子供達のために何ができるだろうか。
そんな大人としての責任を意識していきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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