JO1の夢を共に追いかけたい
こんばんは。
今日はJO1のドキュメンタリー映画「未完成」を見てきました。
JO1とは・・・
JO1(ジェイオーワン)は、日本のグローバルボーイズグループである。日本の吉本興業と韓国のエンタテインメント企業CJ ENMによる合弁会社のLAPONEエンタテインメント所属。公式ファンネームはJAM(ジャム)。
-出典元wikipedia
JO1はオーディション番組「produce101JAPAN season1」から誕生しました。101人(途中辞退者有)の中から約3か月、視聴者が投票し最後の投票で上位11人がデビューできます。
私も1人の国民プロデューサー(通称:国プ)として当時毎日投票していました。
2021年夏にseason2が行われ、同じ方法で上位11人が「INI」としてデビューしました。
JO1は2019年12月11日に最終回があり、そこでデビューメンバーが確定。
デビュー3年目のグループになります。
JO1はプロのダンサーとして活動していたメンバーもいれば、他グループでアイドル活動をしていた、一般人として働いていた、専門学生、大学生、韓国でデビューを目指し練習生をしていた人、様々なメンバーがいます。
(注:韓国でアイドルがデビューする前は大抵3~5年練習生としてデビューに向けてレッスンをします。それでも必ずデビューできるとは限らず、ほんの一握りがデビューをつかむ)
元々、同じオーディション番組は韓国、中国でもありました。
韓国・・・
season1(ioi)、season2(wanna one)、season3(iz*one)、season4(X1)など
中国・・・
创造101シリーズ(テンセント)、偶像練習生・青春有你・年少有你(IQIYI)など
※中国は著作権権利の関係で複数のメディアから放送されています。
最近だと虹プロやgirlsplanet999が放送されましたね。
iz*oneが誕生したseason3以降、日本人も多数出演し、デビューしたことから日本人の視聴者が増えたように思います。
元々日韓のオーディション番組には上記で述べたセミプロ状態の練習生が多く参加します。(稀に個人練習生として未経験も出演しますが。)
私は元々韓国のアイドルが好きでしたが、オーディション番組はYG宝石箱、青春有你の2つしか見ていません。
(※YGとは韓国3大事務所の1つ。BIGBANGや2NE1、BLACKPINKが所属)
周囲には毎回オーディション番組を見る友人もいましたが、興味が湧かず。
ただ、YGには自分が好きなiKONが所属していることから見ました。
そして、オーディション番組にハマるわけです。
自分の”推し”を見つけて、応援し、放送の度に一喜一憂して、放送終了後にtwitterで他の視聴者とリプライしながら内容の考察や共有、次の投票の作戦をする。
これが楽しいわけです。他の人と繋がりつつ、あくまで自分はただの観客にすぎないけど、一緒に参加しているようなそんな気持ちになるのです。
推しがうまくいかないと同じく悔しいし、ステージで上手く披露できると、同じく嬉しいし、デビューメンバーになるとそりゃもう嬉しいわけです。
ちなみに、私の推しは毎回デビューできません。ファイナルまで行くのにあと一歩で惜しくもできないのです。
そんなきっかけでJO1を輩出したproduce101 JAPAN season1も見始めるわけです。
けれど、上記にも書いた通りで半分はほぼ未経験の練習生ばかりです。
オーディション中も本当にデビューできるのか?とそわそわしていましたが、JO1としてデビューした後も不安でした(誰目線で言うとんねん....)
ですし、私の大好きな推しはデビューできず、デビュー直後は全力で応援していたわけではありませんでした。
MVやPVを見たり、曲を聴いたり、イベントには行く程度。
下記はデビュー曲の「無限大」です。
もう1つの全力で応援できなかった理由は悔しいからです。
元一般人だからこそ、同じように大学生だったのにオーディションに出て、デビューして、アイドルをしているメンバーもいるわけで。
一方、同い年の私はしがない一般的な人生で、大学を卒業して働いている。仕事だって特別意欲があるわけではない。全身全霊をかけて頑張れるほど、好きなものや軸がない。
年代が近い、元一般人(=境遇が似ている)メンバーが多いことが逆に自分との差を見せつけられて、あまりにもキラキラ輝くJO1が自分を惨めにさせる。だから何というかJO1が好き。ではなく元アイドルやダンサーなど非一般人のメンバーを応援する。
そんな気持ちでJO1を見ていた。
凄く卑屈な考え方ですよね。でも何も熱意ややり遂げたい”夢”が未だに見つからず毎日をただ過ごしている自分にとって、デビューする夢を叶えて、毎日アイドル活動をしている彼らが羨ましかった。
そんな風にたまにオンライントーク(通称:ヨントン)をしたり、曲を聴いたり、それくらいで見ていました。
ヨントン・・・
オンライントーク会のこと。CD購入特典でメンバーとビデオ通話をすることができる。グループによって時間やメンバーごと、全員など違いはあるが、JO1の場合はメンバーごと30秒間
またアイドルってライブ活動がメインだと思いますが、コロナのご時世の中JO1もできず。デビュー直後の2020年2月に行った1stファンミーティングが最初で最後の有観客イベントとなっていました。
そんな中、JO1もついに有観客ライブが開催決定。2021年11月に幕張メッセで5公演行いました。
私はJO1に会いたい!!!というよりとにかくライブに行きたい!!思いが強く、また実家が近いので帰省も兼ねることができ応募し、参加できることになりました。
上記は公式youtubeから出ているライブのビハインド動画です。
どんなメンバーなのか、どんなライブなのか分かると思います。
もちろんライブが楽しかったのはあるけど、2年前にみたファンミーティングよりダンスの揃い方、歌唱力やラップなどでの盛り上げ方、メンバーの距離感(仲良し感)、パフォーマンス中の表情管理、全てが段違いに向上していて、JO1の努力が伝わった。
のと共に自分と比較して羨ましい、そんな気持ちでなく
「素直にこの人達はアイドルになる星の人間なんだ。
文化祭やダンス教室の自主イベントなどの小さいステージから、ファンミーティングの2000人規模の箱、そして1万人動員のメッセ、
これからどれだけ大きくなるんだろう、一緒にドームの景色を見たい」
気づいたらこんな風に思って、オーディションのテーマ曲であった
”ツカメ-it's coming”のパフォーマンス中に前方だった自分の席から会場を後方まで見渡した。
ツカメはこれからどんなに大きなステージでライブをすることになっても、必ずパフォーマンスしてほしいなって思います。
JO1のメンバーが最初に覚えた思い出の曲でもあるし、主題歌だから。
自分が”国プ”だった時期を思い出すし、歌詞も前向きで自分に勇気と元気をくれる。
さあ、ここまで長くなりましたが。
このJO1にデビュー直後から密着したのが映画「未完成」なんです。
自分もオーディション中からJO1を見ていたから、メンバーの仲が深まったこと(単純な仲良しではなく、信頼が生まれて心を委ねている)、練習を頑張ったこと、そんなことは分かってますって。
そんな気持ちで映画館にいった。
内容は詳細に記載できませんが、そんな簡単なことではなかった。
JO1もコロナでファンと対面できない状況で”ファンが離れたらどうしよう”こんな不安を考えながら、リモートの企画やyoutubeでパフォーマンス以外のお楽しみ動画(メンバーカラーのジャムを作ったり、メンバー同士の対話を配信したり)を行っていた。
強みが無いからって、作曲やギターを始めたメンバーもいた。
ただキラキラ好きなことをして輝いている彼らも、もがきながら努力を重ねている。JO1のメンバーの口からそんな想いが伝わって、上映中何度涙したことか。
そんな不安や悩みを抱えながら、配信など本業以外(アイドルとしての本業はパフォーマンスすることとする)の活動もしながら、準備して待ち続けた有観客のステージ。彼らの少年のように心のそこから今の時間と空間が楽しくて仕方ない思いが伝わった。どの曲も一生懸命に全力でパフォーマンスしていた。
他のグループの所謂休憩曲(≒バラードやファンに愛嬌をするワイワイ系の曲)でも全力なのです。
映画だからこそ、その様子も間近でみることができて、とても満足感の残る映画だった。
特に映画内のツカメの編集は忘れられない。
「私はJO1が目指す夢の続きを一緒にみたい。
自分は成し遂げたい夢や目標がないけど、ないからこそ彼らの夢への歩みに伴走して自分の夢を見つけたい」
ツカメを見ながら、こんな風に思った。
最初は元一般人だからこそ、自分の惨めさを感じて、羨ましさしか感じれなくて、嫌だった。全力で”JO1”の応援をする気になれなかった。
でも今は、オーディションから生まれたグループだからこそ、最初からJO1を見続けることができることに感謝している。
デビュー前から見続けることは中々ない。基本的にアイドルや歌手は有名になってから知ることが多いから。
ただの会社員で、大金を使って応援はできないけれど、私のペースで一緒に夢への伴走をさせて欲しい。
その中で私もJO1みたいに生涯かけて成し遂げたい、全力で打ち込む”夢”を見つけるんだ。必ず。
最後にデビューした後のツカメ。
これを読んでいる皆さんも目標や夢をツカメますように願って。