見出し画像

何ものでもない私がサークルを作った話#7

前回まで

新歓ができない???

手探りでなんとなく行った2年次の新入生歓迎会(新歓)と異なり、人数や活動実績も増えたことからサークルとしてしっかり勧誘して人数を増やしたいところ。
そんな年に私は一番の失態を冒します。

新歓実行委員の開催する参加サークルの実施する説明会および個別エントリーをブッチしてしまうのです。
手帳にも携帯のアラートにもしていたのにまるで忘れていて。
気づいたのは新歓で披露する曲のリハーサルの時。
焦りに焦ります。
披露できなくなるかもしれないわけですから。

実は私は新歓実行委員のパフォーマンスを統括する新歓実行委員企画部長でもあったので、自分で自分のサークルに対し、個別説明を行った形で、新歓の部室のエントリーシート保管場所に追加して、偽装工作を測ろうかとも思いました。
(新歓実行委員なら忘れるなよ)

新歓実行委員側からは対応まで1週間検討すると返事をもらいました。あの1週間は毎日眠れず、新歓参加できなくなってもパフォーマンスだけはできるように大きめのスタジオを探していました。

そして最終判決は。。。。。
パフォーマンスは披露を許可するが、個別の新歓ブースの出店はなし。新歓活動禁止。
要するに新入生への声掛けができません。
とりあえず、パフォーマンスはできるので安堵。
そして新歓実行委員の経験から非公認サークル(インカレやオーランなど)が拠点とする場所も、新歓実行委員によるパトロール時間も筒抜けなので、私たちは非公認サークルと同じく勧誘を行います。
当時の新入生は場所が分からず申し訳ないな。。。
ビラには出店予定のブースが記載してあったから、「そこにいったらいなくて、このサークル存在しているの???」と思いましたって言われちゃいました。

そんな感じで新歓実行委員の目を潜り抜け、30人弱の新入生を獲得!当時twiceやBTSが流行だったこともある。

パフォーマンスは野外のエリアと広めの教室を使用し計3回行った。
しっかりと去年の反省を活かし、スピーカーの用意や暗転も入れて。
この年は男の子も多く入ってくれました。
去年のBTSの文化祭の動画を見て興味を持ってくれたらしい。
恐るべきYOUTUBEの力。
新歓コンパもおなじみの韓国料理屋で行い、サークルとしての体をなしてきました。

この頃は運営は2年次の子に引き継ぎしていました。
キャンパスが1・2年、3・4年で変わるので都合がいいんですよ。
ただ、他のサークルは3年次で変わるし、引継ぎ資料もワード、メモくらいで、随分ふわっとしてしまった。そんな中でも頑張ってくれましたよ。
強い後輩たちです。

最後の大学対抗

一旦新入生は6月の新入生公演に向けて練習させて、私たちは大学対抗の準備に取り掛かる。
今回参加したのは私ともう一人、後は後輩たち。
同期はあまり参加しなかった。
自分が踊ったのはCLCのBLACK DRESS

まあ私の好きな系統の曲ですよ。
けど、多分勝てないことは分かっていて。
当時この曲が人気だったのと、どうしてもこのコンテストは”強め”な曲が入賞しやすい。
だから曲被りは容易に想像できた。大体曲被りをすると審査比較ができるので、評価を得るのは難しい。
けど、勝てる曲よりも踊っていて楽しい曲がよかったので、これに1票いれた。
練習は楽しかった。思えば初めて自分以外が後輩の環境で沢山おしゃべりをした。後輩たちの仲の良さが眩しかった。
結論から言うと、この曲で入賞はできなかった。
けれど、自分としては自分が好きな曲で好きなパートをさせてもらえて、好きな衣装でクオリティを追究して踊れたことが嬉しかった。
いずれにせよ、2年前の10人で行った1年次の文化祭からは考えられないことだったから。

マジマっ!な文化祭

その後、テスト休みを経て文化祭練習開始。
ここで私は「盛大な大人げない事件」を起こします。
当時流行っていたペンタゴンの曲がどうしてもしたかった私。
けれど、人気のため漏れてSEVENTEENの曲をすることに。
それはいいんだけど、私はこのサークルに貢献していた自負があったから、私以外の同期がペンタゴンの曲をできることが腑に落ちなかった。
どうしても引き下がれなくて、色んな人と交渉してなんとも見苦しい姿をしていました。
結局、それしだしたらキリがないからっていう後輩からの言葉で諦め、SEVENTEENをするのですが、セブチのヲタクが沢山いる中でいいパートがしたいからっていう理由でほぼセンターを分捕り、深夜練習にはインターンが翌日にあるからって参加しない始末。
もうこれは今考えると最悪な人ですよ。
曲への参加貢献がゼロに等しい。
でも途中の見せ合い会で心を入れ替え、練習で意見したり積極的に動くようになりました。
やっぱり1年次最初に「将来はセブチとか人数が多いグループを踊りたい」この希望がかなうわけですから。

■3年次文化祭で自分がした曲は以下
wanna one-energetic
seventeen-clap
girlfriend-time for the moon night
------以下はサークルの単独公演
winner-really really
f(x)-red light

こうやってみると、踊る曲が多いですな。
1つずつ思い出を話していきますか。

1.wanna one-Energetic

同期が沢山参加した曲で、ワナワンガチ勢ヲタクがいたため、パート割から希望よりも”ぽさ”を意識したかなり気合の入った曲。
今までの自分ならBLACKPINKとかを選んでいたと思うけど、最後は達成感が欲しくて、大人数の曲を選んだ。
練習はかなり厳しくて、沢山しごかれて、同じフリを何百回としたけど、それに伴って完成度もあがるから楽しかった。
ここで小話は群馬の秘境で夏合宿をした時の話。
この曲は股を開くフリがあるんですが、そこで練習着として着ていたタイパンツの股が裂ける。
「~~~♪♪」ブチッ
え???ってなって、すぐに自分のパンツが破けたことが判明。
一旦、待って??って曲を止めてトイレへ逃げる。
下にレギンスを履いていたので、気持ちわるいですが、江頭2時50分みたいな恰好で練習再開。
私はネタの宝庫なのかもしれない
文化祭のステージも一番大きいステージで一番最後のセットリストにしてもらった優遇対偶を受けてしまいました。
でも今でも動画を見返すし、楽しかったステージとなりました。

2.seventeen-clap

これは上記にも書いたので一部省略しますが、まあ動く曲でありまして。というか身体の動きが多い。ついていけない。
思い出はikonの名古屋遠征行って7時にバスタ新宿着いたその足で練習に向かったこと。
もはや踊りながら寝ていた。
この曲は2期のダンス踊れる子たちが集まったから中々レベルの高い作品になったんじゃないかなと思う。
私が好きなのは誰かが撮影してくれたパートフォーカスバージョン。
みんなの表情が分かって面白い。
ちゃんと練習してよってキレてしまったW君。この場を借りて謝ろう。
今度正式に仲直りを求。

3.girlfriend-time for the moon night

普段なら絶対にしないであろう曲。
友達に誘われて、他にしたい曲もなかったから参加した。
意外と難しいのよ。フリが細かくて私はこの系統は苦手です。
ただ、白のブラウスの衣装でキラキラのメイクをしてアイドルの気分を味わうことができたし、普段他の曲では被らないような子と一緒に踊ることができて新鮮だった。
あと、意外とこの曲が好評でして。
自分は上記のBLACKPINKやBLACKDRESSの雰囲気が合うとおもっていたけれど、実はそうでもないのかもしれない。
最後の文化祭にして、ジャンルを絞っていたことを公開するのでした。

4.winner-really really

この曲は本当に大好きな曲で、歌詞も曲調も全て。だけど、踊らない曲だし、バックダンサーを付けたいので人が集まるまでできず。
最後にメンバーをスカウトして実現しました♡
”ぽさ”としっかりなりきってくれそうな子をスカウトし、バックダンサーズはスタイルの良い綺麗なお姉さまたち。
これは今でもやっていない系統のパフォーマンスなんじゃないかな。
人数が多い分練習が集まらなくて、ハッパ掛けられてどうなるかと思ったけど、ポテンシャルの塊たち。
何度かの練習で完成させました。
単独公演の形で1回しか披露していないけど、造花のバラを投げ入れるパフォーマンスで盛り上がったり、サビは観客全員が歌って一緒に踊ってくれて、温かい演者の一方通行じゃなくて、観客と一体となったパフォーマンスになったと思う。
何より私の大好きなwinnerをできましてハオ。
ikon,winner,blackpinkあとは2ne1もしたかったですけど、それはお預け。

5.f(x)-red light

私の唯一ずっと好きな女の子グループ。
日本でライブは1回しかしていないし、メンバーも色々あって解散状態。
でもデビュー曲のnu aboから私の青春の憧れのオンニたちです。

決して清純さとか、可憐さとか、美人とかそういうことではなくて(もちろん5人とも爆イケ美女なんだけど)
個々がしっかり存在していて、活動後期のf(x)にしかない独特の雰囲気が好きだった。
のでどうしても踊りたかったのですよ。
でもねこれが誰一人推しのパートができない結果となりまして。
もちろんそれは個々の事情や完成度を追究した結果なんだけど、憧れのオンニをしたい気持ちは消えず。
でも赤の素敵な照明でスモークを炊きながらこの曲を踊ることができたのは最後にやりたいこと希望を叶えてもらった。
単独公演は好きな曲を好きな人とやる。そんな贅沢なことができたのでした。

文化祭に話が戻りますが、3年目の文化祭にしてついにパフォーマンス賞を取ることができました。
表彰をしている時にステージから見た輝く景色は忘れられない宝物。


ここで一旦、引退扱いになり、公式なイベントへの参加は終了。
就活へ勤しみます。
気分転換のクリスマス会。
そして4年次私たちはカムバックするのか?!?
こうご期待。

そして5月に久しぶりにステージで踊れるかも?な案件と
この文化祭で見て踊りたくなったpristin vを踊れることになりワクワク。
もはやカバーダンスは趣味へと昇華しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?