映画レビュー#1
こんばんは。
今回は5.6年ぶりに邦画を見たのですが、予想外に面白かったので紹介します。(JO1のドキュメンタリーは除く)
「新解釈・三國志」
言わずと知れた鬼才の福田雄一監督の作品です。
レビューを読むとまあ、主に三国志ファンからの批評がすごい。
そりゃ、そうだろう。あの作品は史実に基づいたものではなく、エンタメとして楽しむもの。
そしてキャストがとても豪華。
劉備=大泉洋
曹操=小栗旬
孫権=岡田健史
諸葛孔明=ムロツヨシ
趙雲=岩田剛典
周瑜=賀来賢人
董卓=佐藤二朗
呂布=城田優
・・・
実は三国志に興味があって、事前に漫画と図説で読んでいたのだけど(小説は難しすぎて諦めた)
曹操の無骨だけど男らしいのが小栗旬だし、趙雲の美男子感が岩ちゃんだし、周瑜の脳筋感が賀来賢人、そしていい意味で”ダメ将軍”の董卓を佐藤二朗は完璧に再現してたし、自分がのし上がるために養父をも殺したメラメラおらついている呂布=城田優は納得の配役だった。
けど、劉備はそもそも役柄が「ひっぺけ腰のサボり将軍」になっているところとか頭脳明晰な軍師:諸葛孔明を口先だけがうまいペテン師にしているのは、主人公をそんなに脚色したら批判もくるわな。そんな風に思いましたねはい。
でも、大泉洋・ムロツヨシの演技力が凄まじすぎて、終始ずっと爆笑していました。ギャグマンガ日和ぽさ(伝われ)
あと、絶世の美女・貂蝉を渡辺直美にして、広瀬すずを醜い顔をして笑いを取ろうとしていたのは、今のルッキズム風潮もあるし、嫌悪感があったな。
ただ、全体として三国志のあらすじを知っていれば、
桃園の近い、赤壁の戦い、貂蝉の呂布・董卓仲違い、諸葛孔明が東風を吹かせたこと、などなど三国志の有名なエピソードをコントみたいな形ですっと理解できるから、面白かった。
大河ドラマよりももっと簡単に歴史に触れられると思ったので、ぜひ読者の中の「三国志興味あるけど、難しそう・・・」と感じている方にオススメ★
将軍姿の岡田健史イケメンすぎて笑っちゃった。
口悪い橋本環奈も見れるかんな
「日本のいちばん長い日」
毎日ニュースで状況がレポートされているけど、「なんで人間って戦争をするんだろう」そう思ってアマプラで戦争関係のできるだけ出演者や監督がしっかりした作品を探したら見つけた(否定するわけではないが、アイドル映画とは同じ内容でも受け取り方や引き込まれ方が違う)
言語化するのが難しいけれど、当時の陸軍・海軍・首相・マスメディア・国民にそれぞれの正義があって、全員に共通するのは
「国のため」。指導者にも、兵士にも、民間人にもそれぞれが考える正義や理念があって、その元で動いているんだろうと考えると簡単な問題とか誰が悪いとかそんな話ではないんだなと考えてしまった。
し、2020年代の今だけでなく、過去の事実と予想する未来のことも考慮しないといけない。
私は普段、登場人物全員が早口で喧嘩して夜な夜なテキーラパーティーするメキシコ映画とか、美男美女が離島で禁欲生活に励むtoo much too handleとか、絶対に成就しない主人公に片思いする優しい男と俺様だけどピンチの時に助けてくれる男と恵まれない環境でも必死に頑張る超絶美女の三角関係中韓ドラマばっかり見ていますが、たまには邦画を見るのもいいな、と思いました。
ちなみにtoo much too handleは全シリーズ見ていますが、一番好きなのはブラジル編です。四六時中ハグしてキスして幸せに溢れているからです。
LOVE&PEACE。ラブアンドピースは世界を救う。
ザ・ジレンマ: もうガマンできない?! ~ブラジル編~ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
そういえば、ポッドキャストを撮ってみました。
もっと、おしゃべりも上手になりたいな。
happy last day of goldenweek♥