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貫いている人はかっこいい

この前、鳥肌実の漫談会に行ってきた。
ただし、鳥肌実を知ったのはほんの1週間前。

鳥肌実は独特の芸風を20年間以上続けている、テレビにいるタイプではない特異な芸人だ。
Twitterで「26歳でこんなにイケメンなのになぜあの芸風で芸人になろうと決めたのか」とバズっていたのを見て、初めて存在をしった。
確かに若かりし頃、めちゃめちゃかっこいい。
そうしてYouTubeで検索すると、過去のライブ映像が出てきた。
独特の外見だが、漫談スタイルでひたすらしゃべりぱなし。
中でも、「樺太生まれ~~」から始まる自己紹介の動画を見て、何だこの奇才はと思い、チケットを買ってライブに行くことにした。
ちょうど近くの神戸で週末にライブがあったのです。
なんという偶然。

会場につくと、中々観客も濃ゆかった。
全身タトゥーの金髪お姉さん。鳥肌実と同じ一張羅スーツを着ている人、着物できているお姉さん。
お酒入ってずっとうるさいおじさん(この人は最後の方、沖縄民謡みたいなのを歌っていた)

完全に前提知識がない状態で行ったので、芸風は初めてみたが、中々好きなタイプのお笑いではあった。
内容はしょうもないことをしょうもあるかのように演説する。
今、鳥肌実がおじさんでよかったと思った。
若かりし頃のビジュアルで、あの淡々と面白いことを真顔で言ってくるのは、流石に惚れてしまうね。実際、昔からのコアなおっかけのような人もいた。
途中、観客からの質問コーナーもあったけれど、もはや大喜利大会だし、ファンは写し鏡。その通りでしたね。

ただ、シンプルにこの芸風で突き詰めて20年以上しているのは凄いなと思った。もしかしたら素で様子がおかしい人なのかもしれない。
なんか、秋山竜次のような奇才さを感じた。
自分の道を究めて、かつそれを面白いと思ってくれるファンがついているのは尊敬。それを含めてアクスタを購入し、サインと写真を撮ってもらった。
確かにテレビには出れない芸風だし、内容だし、今はいくらでもYouTubeとかでネタを見れるから、現場に行かないと見れないのは稀有な存在かも。
どうしても自己紹介ネタは生で見たいので、また近くでライブがあった時にはリベンジした。


カメラマンのシャッタータイミング

3:40〜みてほしい。このよくわからない感じが最高にツボ

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