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上海出張に行ってきた

先日、急に上海出張が決まり、3泊4日の弾丸出張に行ってきた。
短いし、日本から約3時間のフライトで到着する近い距離ではあるものの、とても刺激的でモチベーションも上がるものになった。

実は昨年中頃から、海外に対する憧れが大きくなって、退職してワーホリにいくか、真剣に考えていた。
実際にワーホリの説明会なども参加した。
会社の中でも周囲の人が英語が話せて、海外拠点で働いていることを羨ましく思ったことも影響している。

そんな折、4月の移動で、中国工場に関するプロジェクトに参加することになった。
と言っても、明確に○月スタートとゴールがあるわけではなくて、中国現地の困りごとをヒアリングして、仕事を探してくることがメインなので、今までの仕事よりも、ベンチャーのような営業のような、感想を感じた。

中国は旅行でも行ったことがなかったので、正直なところ楽しみだった。
元々、中国ドラマやオーディション番組を見ていたこともあり、中国には興味があった。

到着した上海空港は関空の比べ物にならないくらい大きい国際空港だった。
上海には、国際線の多い浦東空港と、国内線の多い虹橋空港がある。
港もあるので、郵船が活発で、経済発展している地域だ。
空港から南京まで車で約1時間かかるのだが、道中は高層ビルが多く、「ザ・中国」を感じた。
また、市内に入るとバス通りが多く、ドラマで見た景色が広がっていて、興奮した。

出張期間中は本社での打合せや工場見学がメインだった。
中々、海外で工場見学をすることはないと思うので、とても楽しかった。
同じ会社の工場でも、中国工場は要人接待のために円卓付の来賓室や工場特性の辣油があった。(これはとても辛かった)
工場では牛肉麺を食べた。
ちなみに国内と同じく、食堂が美味しい工場とそうではない工場があるらしい。
異国の地で同じ作業服を着ているのは不思議と一体感や帰属意識が生まれた。

中国では会社側が契約を切る権利があるので、期待したパフォーマンスがない人はすぐに契約が切れるらしい。
アメリカと同じようにシビアな世界だ。
また、役職付の上司にも、「人がいないことが一番の問題だ」などと思ったことを話す。
日本だと(自分も含め)我慢して、言わないことが多いと思うので、さっぱりとしていていいなと思った。
と同時にそこまではっきりとモノを言えるのは自分の経験と成果に自信があるからだろうか。
実際、中国現地のメンバーは日本語が上手で優秀な方が多く、システムやアプリも内製して、外注が少ない。
中国の経済発展の所以を垣間見た気がした。

たまたま、中国現地メンバーの若手社員の方が、青春有你2を見ていて、ヲタク話で盛り上がった。
ヲタクって凄いなと単純に思った。
自分の好きなメンバーの話や、番組がきっかけで何曲か中国語の歌を歌える話をした。
ちなみに彼の推しはタトゥーが入った姐さん気質の逾言で”分かり合える”と思った。
私の拙い中国語も聞いてくれようとして、時には発音の矯正をしてくれて、もちろん流暢に話せるに越したことはないけど、興味がある姿勢というか、知ろうとする姿勢は大事にしていきたいと誓った。

最終日だけ、外灘の夜景を見に連れて行っていただいた。
ホテル近くは1人でも散歩したりして、現地の暮らしを少しみることができた。
外灘を案内してくれたお姉さんによると、上海オフィスまで片道1時間がデフォルトで中には2時間かけて通っている人もいるらしい。
片道30分で根を上げている自分を恥じた。

今回の出張で何か成果を出せたわけではないが、今まで自分が関わった業務の体験も交えながら、会議に参加することができて、1年目の時よりは成長したかもしれないなと感じた。
と、同時に中国の番組や好きな本など、今までの自分の趣味が会話のきっかけになる場面が多く、幅広い知識をつけて、会話の引き出しを増やすことの重要さを再認識した。
今まで、会話の引き出しが多い人になりたくて、意図的に興味を幅広く持っていたわけだが、これからも、このポリシーは大事にしたいと思った。

初めての海外出張をただの思い出にするわけではなく、刺激を受け取って、これから頑張るための備忘として、ノートに残した。

また、上海、否、他の工場や拠点にも行けるように。

朝はどこも開いていなくてスタバの面包と桃烏龍茶
念願の花果牛奶
日本食ビル



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