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部活の時によく飲んでいたカルピスソーダについて思い出してみた
10人以上のライター同士で更新しているマガジン「日刊かきあつめ」の今回のテーマは#部活の思い出。
部活にまつわるいろいろなことを考えているうちに、部活終わりによく飲んでいたカルピスソーダのことを思い出しました。
非常に懐かしくなってきたので、今回はカルピスソーダを飲みながら学生時代の思い出を振り返ってみようと思います。
夏の定番はカルピスソーダだった
夏のスポーツ終わりには、カルピスソーダばかり飲んでいました。
中学生時代はテニス部で、高校では帰宅部だったのですが、高校時代は体育の終わりにほぼ必ずと言っていいほどカルピスソーダを買っていましたね。
もともとカルピスの味が好きで、それに強すぎず弱すぎずな絶妙な微炭酸が加わったカルピスソーダは、運動後の体にしみわたる感じがして最高でした。
コーラとかファンタに比べるとなんとなく体に良い気がしていたのも、好きだった理由の一つです。(そんなことはないと思う)
カルピスソーダの500ml缶が100円で売っている自販機があって、ペットボトルより安いので、部活や体育終わりにはわざわざその自販機まで自転車で買いに行っていました。
当時は自転車に乗りながらカルピスソーダ缶を持って、片手運転しまくっていたな…。ガラ悪い(汗)
カルピスウォーターよりカルピスソーダのほうが先輩だった!
部活の思い出を振り返っている最中に思い出したことをきっかけに、カルピスソーダについて少し調べてみました。
すると、衝撃の事実を知ることに…!
カルピスソーダのほうがカルピスウォーターより先に販売されていたのだと!
ソーダは1973年発売・ウォーターは1991年発売なので、実は20年くらい差があったようです。
私の勝手なイメージでは、
カルピスウォーターが大人気に→炭酸にしたら美味しいかも!若者に受けるのでは?→カルピスソーダを作っちゃいました
という流れがあったものばかりと思っていました。
なぜカルピスソーダのほうが先に発売されていたのか、その理由はカルピスウォーターのWikipediaに書いてありました。
同社の商品ラインナップの中核を成すカルピスは濃縮されている原液が瓶詰めされている商品である。従って、飲用時には希釈する手間がかかってしまう。この原液を単純に水で希釈しただけの飲料は、時間経過により粒子の凝集・沈澱などの劣化が生じるため、1919年以来濃縮タイプのみ発売され、その後も1973年に炭酸飲料タイプ(カルピスソーダ)が発売されているのみであった。
その後の技術進歩により、粒子径を濃縮タイプの約8分の1に細かくし[1]、鮮度保持のため窒素ガスを封入することにより炭酸飲料ではない、本品の商品化が実現した。(Wikipedia:カルピスウォーターより)
より手軽にカルピスを楽しめる希釈済みの商品を作りたかったけど、缶やペットボトルでの長期保存が難しいので、とりあえず炭酸入りで発売してみました、ということでしょうか。
ちなみに、カルピスウォーター発売開始時のCMキャッチコピーは「遅くなってごめん」だったそう。
「カルピスソーダは妥協品だった」と取れなくもないのかもということに気づいてしまいました…。
生まれた時からカルピスウォーターもカルピスソーダもあった20代の私はこの事実に結構おどろいたのですが、40代以上の方にとっては常識なのでしょうか?
カルピスは古い?飲み物にも流行がある
私は中高生のころカルピスソーダが大好きだったけど、友達は何を飲んでいたっけなと振り返るうちにこんな記事を見つけました。
平成元年(1989年)に女子高生だった世代・平成8年(1996年)に女子高生だった世代・平成30年(2018年)に女子高生だった世代の3つの世代に、高校生時代によく飲んでいたドリンクのアンケートをとっています。
私は2010~2013年に女子高生時代を過ごしたので、この3つの世代には当てはまらないのですが非常に興味深かったです。
ソーダかウォーターかは不明ですが、平成元年JKの3位にカルピスがランクインしていました。
最近の女子高生には、カルピスはそこまで人気がないのでしょうか。私の友達でも、カルピスを飲んでいる子はそこまで多くなかったような…?
中高生のころは味の好き嫌いというより、周りの目や流行を意識して飲み物を選んでいる部分もあるのかもしれませんね。
カルピスの甘酸っぱさ=青春の味というイメージもあるけれど…?
部活の思い出からだいぶ脱線してしまいましたが、この記事を書くためにカルピスソーダを久しぶりに飲んでみたら当時の思い出がまざまざとよみがえってきました。
私自身の部活の思い出を文章にするのはちょっと気恥ずかしいので、青春の甘酸っぱいお話が読みたい方は日刊かきあつめメンバーの記事をどうぞ。
編集:彩音
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