ネコと私の小冒険(8)
マントをまとった大召喚士マルオ・ザ・ルイス。その圧倒的な軽快さと、圧倒的な素早さで、大召喚士になったと本人は言っていた。
「マルオファザー。こんなところで何しているのだ?」
「ヘイ!スミオ!それはミーのセリフですよ」
私は事情を長々と話した。その間にネコ先輩は別の救急隊員に運ばれて、病院へ。ハチミツ四郎とぷうぷうさんは最終決着奥義ジャンケンポンをはじめた。ごおおおお。風がふいて、マルオが!!空を飛んでいる。
「見ろ!!空を飛んでいるぞー!」
ん?よく見ると、細い糸が見える。きっと、これは、、、
空中糸浮遊ってやつかな?
ふん!!懐になぜか入っていた手裏剣を投げる。シュパッ!
「うおおおおおおおおお!!」マルオは叫び声をあげて落下。
「スミオ、、、なぜ、、、」
私も同じことを思った。これが気持ちと気持ちが通じ合うってことか!!
さすがファザー、身をもって教えてくれたな!!
救急隊員の九官鳥が、マルオも運んでいく。
「あ!!ねこ先輩は、どこに運ばれたんですか?」
「きゅうかんーーーーー!きゅうかーん!!!」
なるほど、ついていこう。それで、わかるはずだ。
ファザーを運んでいく九官鳥たちは、茂みに入っていく。
その先を抜けると、、、
青い宮殿があった。入口にはテレビの頭をした白衣の天使登場。
「マザー・テレビサでーある」