契約上の履行措置、ついては、生命への散華
身も蓋もない。たが、蓋はあるよ。と、駅の魔神は言う。蓋があったから、何なのだ、と思う。だが、魔神は契約上、そういう類のきわめてセンシティブな発言を発現すると、またひとつ初月のように何もかもが、逆戻りするらしい。と、祖父の驚天動地が齢70のときに語り尽くしていた。近所を歩き回っては、子供に一方的に話しかける始末。(徘徊していると、通報されたこともある)話を戻しつつ、魔神との出会いについて、ひとつ。ランプというものは、もう古代遺物になってしまった現代。(といいつつも、近代の終わりを告げる春に乾杯)
漢検を受けた。5級。何もなくなった。漢検には合格した。だが、それとともに、漢字の忘却を。静かに波とともに引いていく。
魚は、一匹も流れず。
さらに、さらにというべきか?いや、はたまたというべきか?何事もディッフィカルトですよ。と、あのお方が言っている。言葉にできないほど、偉大なお方。つまり?ドン・ガバチョ氏。わがはい、わがほい、ホホイのホイ。ほいけんた。いや、待て。
彼らの物事を知りつつも、なお、この戯言遊びを饗宴のように味わい尽くそうではないか!
そうして、タルナールは大声を張り上げる。その残響は一族の人々を突き動かすかに、思えた。
だが、実際上の史実においては、この一族の消失を年代測定において確認している。
かの御仁より、宣言が下る。と、伝達が上二部典礼院「火葬みのと春たら」より。
そのものの顔に張りついた、感情はいかにとも、ただ1言こう言える。
絶望。
暗い夜の明かりが眩しいようにであるか?
そして、物事を始めようとする意志そのもの。
すなわち、金の獅子。
遠吠えする。
約束を守らないことを約束する。
逆説的だが?約束を守らないことを約束した場合、
その約束は守られない。
すなわち約束は守られる。