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絵を描く時に大事にしていること その1

皆様!!新年あけましておめでとうございまーす✨💖お正月はゆっくりできましたか?私は、毎年恒例、武雄温泉でぷかぷかしてきましたよ😊

noteをフォローしてくれている皆様、またSNSから読んでくれている皆様、本当にありがとうございます。今年もマイペースですが更新し続けますので
、今後ともよろしくお願い致します🎨 そして皆様にとって素晴らしい一年でありますように。

さて、今年から新しい試みとして、絵の技術や表現方法といった外側の部分ではなく、内側の方へぐっと寄った記事を書いていきたいと思います。
この記事を書くことによって、自分自身、創作のより深い部分へ踏み込んでいけたらいいし、「こんなこと考えて絵を描いてるんだ」とゆるーく知って頂けたら幸いです。



1.絵と言っても色々ある

世の中、絵といっても、イラスト、漫画、アニメや絵画などたくさんあって、それぞれにジャンルが違いますよね。
私は子供の頃からずっと絵を描いていて、小学生の頃には「芸術の世界へ行く」と決意しました。その後、イラストや漫画描いたり、パソコン使ったり、油絵描きだしたり…墨をぶちまけたり、絵に関する色々なことに挑戦してきました。

普通、何かしらのジャンルに絞って専門の道へ行くのでしょうけど、私は描いているうちにだんだん、自分の気持ちに気付いてきちゃったんですよね。漫画やイラストとか多種多様な絵があるけど、それは道具と表現方法が異なるだけで、何かを描きたい気持ちは全て同じだし、絵であることには変わりない。
私、絵そのものが好き。絵ならなんでもいい!ってw。

難しいこと考えるのやめよう。なんでもOK🌟!


気が向いたら漫画


今は水彩画を勉強


だから、お仕事でもイラスト、建築パース、デザイン、絵画、漫画など絵に関することは幅広くやってきました。ダヴィンチも画家は万能であれって言ってたし。なんでもやってみればいいのダ!🐧(ただの飽き性なのでは)

なんならビルや住宅のリフォームデザインも。

Before
イメージ図作成
After


2.絵を描く時に大事にしていること

上記に書いた通り、幅広く絵やデザインに携わってきた私が、絵を描くことで大事にしていることを、3つご紹介します。これは絵に限らず、ありとあらゆる創作に共通して言えることです。

簡単に図にしてみました


【①メッセージ/伝えたいこと】

まずはこれ。絵を通して何を伝えたいのか、何を一番描きたいのか明確にすること。
愛や感謝を伝えたいとか、平和を祈りたいとか、悔しくて狂いそうだ、歯が落ちそうなくらい辛いなど…、伝えたいことは人や作品によって違いますが、そういった目に見えない想いや信念、作り手の情熱やエモーショナルなものが、まず最初に伝わってくる作品が、シンプルに私の好みです。

何か強い訴えをする必要があるのか?というと、そんなことはありません。
絵やデザインは、花壇の花と同じような役割があって、特に主張もしてないし目立たないけれど、人の視覚に入った一瞬に、その人を癒しているのです。
つまり絵に派手な個性なんて必要ないし、別に目立つ必要もありません。
楽しい、嬉しい、優しい、華やかなど、フィーリングが伝わって、見てくれた人が「癒されるな~✨」と思ってくれたら絵として最高作品なのです。


【②どのように表現するか】

描きたいものは決まった! では次に考えることは、それをどうやって表現するかです。※私は漫画やアニメのプロではないので、ここでは「一枚の絵として表現する」場合について書きます。

先ほどが「ハートで感じる」ことに対して、こちらは「頭で考える」作業です。建築で言うところの、間取りや設計部分でしょうか。
道具はCGでもアナログ画材でも、何を使ってもOKです。「絶対にこれじゃなきゃいけない」なんて思わずに何でもトライして下さい!自分にあった道具に出会えれば無敵ですよ✨

道具は多ければ良いってものでもない(笑)


絵を描き始めるうえで、大事なのは「レイアウト」です。何をどこに、どのように描くか、おおまかでいいので最初に計画するのにこしたことはありません。
これがズレていたら、どんなに情熱があっても、技術があっても「惜しい」作品になってしまいます。
パソコンなら微調整できるけど、アナログ絵は道具によっては難しいです。描き終わって、この部分がもっと上だったら、この色調がもっと濃かったら…なんて感じることもしばしば。

レイアウトのセンスを磨くのにおすすめなのが、書道です。東洋西洋問いません。(私は両方好き)美しく、均整が取れた文字を書き綴るために、必要なのは、色の付いた箇所ではなく、白い空白を見る目なのです。
空白を味方にできたらどんなに線が崩れても、自然と手がバランスを取るように動きます。

きっちり書いた文字


崩して書いた文字


あと、水彩画で描くときに意識しているのは、全てをはっきりと描かないということ。描きたいものにピントを合わせるということです。全部を緻密に描くと、見る側も疲れちゃいますよね。
特に水彩画は「水が作り出した偶然性」を活かすことが魅力でなので、全てを作為的に描くのではなく、ある程度「適当」に力を抜いて自然にまかせることが大事かなと思います。

私はこれに慣れるのにとても時間がかかりました。力を抜いて無意識で描くって、簡単そうで一番難しいとこかもしれませんね。

どこか力を抜く。空白も味方につけて。


では次回は、技術の部分に触れたいと思います✨つづく!

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風夜
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