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青森に行ってきた 奥入瀬渓流

amazarashiの青森公演を見た後は、2つめの目標である「青森の自然に癒される」を叶えに、奥入瀬渓流へと向かいました。5月の奥入瀬は、新緑が綺麗とMさんにも聞いていたので、現地に着くまでずっとワクワクが止まりませんでした。

青森駅から十和田湖行のバスに乗車し、八甲田山を通って奥入瀬渓流へ。山頂は5月と言えども雪が残っていました。車窓から見る少し薄暗い森林は、どこの景色を切り取っても、吸い込まれそうなくらい幻想的。ただ美しいだけでなく、どこか人の心の奥底のイメージと繋がるものがあり、ブナ林や白樺林の絵を描く、画家の人の気持ちがよく分かりました。 

さて、バスに揺られて約2時間。とうとう石ヶ戸に到着!ここから徒歩で十和田湖を目指します。十和田湖までは約9キロ。歩いて約2時間半とのこと。

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運動音痴な私ですが、唯一、長距離(フルマラソン)だけはなんとか大丈夫なのです。9キロ、2時間半とか余裕。新しいスニーカーも買ったし!と自信ありありのスタートでしたが、結果、3時間弱かかりました。バスの都合で滞在時間4時間制限だったので、ギリギリでした笑 何が余裕や!🙂

レンタサイクルも考えましたが、川を見る時は、乗り降りしないといけないので、やはり歩いた方が断然よかったです。また、十和田湖(上流)から奥入瀬(下流)に向かうプランも考えましたが、上流に向かって歩く方が、川が美しく見えるとのことで、私の計画は全て大成功でした。うん、全部適当に決めただけ。

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奥入瀬は、とにかく涼しくて、気持ちが良かったです。見渡す限り、ダイナミックな緑の世界。苔むす岩々、野鳥のさえずり、滝の轟き、風で揺れる数多の植物…大きな生き物の中にいるみたいな感覚。そんな時、ふと、amazarashiのアダプテッドの「森の呼ぶ声を聞いた」という歌詞を思い出して、イメージが少し分かったような気がしました。

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阿修羅の流れや、雲井の滝とか、名所がいくつかあって、そこにはカメラを構えた人達がたくさん!しかし、奥入瀬は絵になる場所は他にもいっぱいあって、ありすぎて分からなくなるほど。
きっと何度も来ている地元の絵描きさんやカメラマンさんは、お気に入りの場所があるのでしょう。ここに来ればモチーフ探しには一生困らないですね。いいなぁ~。

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時々、携帯が圏外になることがあり、今どこを歩いているのかも分かりませんでしたが、夢中で前進。強制的に日常と切り離された感じがして、それもなんだか心地が良くて。普段、仕事の電話や通知が多く、スマホ依存になっているので尚更でした。 


ミヤマカラマツ?

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タニウツギ

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ニリンソウ

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銚子大滝

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そしてついに、十和田湖へ、ゴール!!達成できて大満足。この日は曇りでしたが、歩くのには本当に最適な天気でした。

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歩き続けた3時間、ものすごく幸せを感じてました。心身に溜まっているものが川の流れと共に消えていくような、浄化されていくような、そんな気持ちでした。森林と一体になって瞑想状態になっていたのかも。

あと、こんな自然の中でさえ、マスクをして歩いているのは滑稽な感じがしましたが、行き交う人達と挨拶もできて、とても楽しかったです。
次回は紅葉の時かな。私の心が淀んだら笑、また行きます💖

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