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マリンメッセ ドリームステージ 1
こんばんは。本日クリスマスイブイブ。皆さん如何お過ごしでしょうか?私は今、依頼の年賀状プリント作業をしています。裏面だけで総数約1,550枚。家庭でプリントする枚数を遥かに超えてます。うう…
さて、今日はマリンメッセに関する自分物語をちょっとだけ綴ります。
私はずっと前に、とあるアーティストのマリンメッセ公演の後、逃げました。どこから?ざっくり言うと音楽業界から。
私は大学中、そして卒業後も暫くコンサートスタッフをしていました。音楽の知識ゼロ。楽器も弾けないし楽譜も読めない。加えて音痴です。よって音楽関係のコネクションもほぼありません。そんな私がなぜ、この業界でバイトすることになったのかは…またいつか。
引っ込み思案な私の業務は主に事務。だったはずなのに、いつからか急に現場の裏方に配置され、マリンメッセでは楽屋周り、ケータリングという仕事をしました。ケータリングは、その名の通りアーティストやスタッフさんにお茶やお弁当を出す仕事です。しかしその他、アナウンス、タオルの取り換え、おつかいなどやることがいっぱい。
このバイト、早朝から現場に入り、コンサートが終了しても仕事は続きます。マリンメッセ公演の時は、真夜中0時頃に、ツアートラックの運転手さんの差し入れ用の、おにぎりやサンドウイッチを大量に買うため、自転車でコンビニからコンビニへひとりで爆走。そして全員が会場を出た、最後の最後に裏の扉を閉め、時計を見たら夜の1時過ぎ。
夜は寒い博多埠頭。帰りのバスもありません。タクシー使えばバイト代はゼロに。仕方なく友人に迎えに来てもらいました。
そして翌日また早朝集合。これが夢の裏側なのか…。つ、つらい…バタッ…。ほかのライブハウスでも仕事をしてきましたが、そこでも色々とプレッシャーとストレスを抱え続け、このマリンメッセでとうとう力尽きたのでした。その後、バイトの連絡が来ても断り続け、そのままフェードアウトしたのです。
GoodBye 音楽業界。もう戻らないよ。そもそも何故この世界に呼ばれたのかさっぱりわからない。私は絵の道に行く。でもアーティストの背中はかっこよかった。いつかあんな風になれたらいいな… そんなことを思いながらお絵描き道へと入って行ったのでした。
つづく。
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