期待値稼働をこれから始める方へ


初めにこのnoteでは各機種の狙い目等の情報は一切書きません。それより根本的な期待値稼働の考え方についてお話します。
完全主観でお話しするのでご了承下さい。

既に期待値稼働で安定した収支を得られてる方にとっては当たり前の話かと思います。期待値稼動をこれから始めたい人、期待値稼動をやってるのに収支が安定しない人、そう言った方達に向けて参考になればと思います。

早速ですが、スロットで負け越してる人の多くに当て嵌まる事を2つご紹介します。

❶収支表を付けて無い

これについては必ず付けてください
最初の頃は面倒かもしれませんが、メダル1枚単位で機種別に記録してください。可能であれば時間も細かく付けるべきです。

収支表は自分の立ち回りが正しいのか確かめる指標です。短い期間で上振れ/下振れがあっても長い目で見た時に正しく期待値を積めてるのなら必ず右肩上がりで収支は上がっていくはずです。そうでなければ自分の立ち回りを見直して修正していく必要があります。
上振れして勝ってる時に新しく得られる物は何もありませんが、負けてる時こそ得られる物は沢山あります。特定の機種の収支が伸び悩むのならその機種の知識をもっと深めるべきです。打ち出しのボーダーを少し上げる、有識者のnoteを買って狙い目を新しく身に付ける。こういった修正をしていく為に収支表というのは必ず付けるべきです。

❷会員カードを活用しない

これも必ず活用するべきです。
ご家族に内緒で稼働されてる方でカードを見られたらまずい場合などやむを得ない場合は仕方ありませんが、特別な事情がない限りは必ず稼働する店舗全てで会員カードを作って下さい。再プレイが可能ならもちろんですが、例え再プレイ不可のお店でも貯メダルシステムがある限りは会員カードは必須です。
よくハイエナ徘徊してる方で一般カードを使用してる人を見かけますが、その時点でその人のレベルが知れると言っても過言ではないと思っています。そのくらいに期待値稼働する上で会員カードは必需品になります。理由をいくつか説明します。

・換金時の端数が出ない
いつもあの人来てるのに毎回換金時にお菓子もらってるだとか、1日でいえば数百円かもしれませんが年単位で考えればかなりの額になります。最大10枚程の端数を捨ててるも同然。本来その10枚があれば3回転余分に回せます。こういう小さな積み重ねを無駄にしてはいけません。

・半端なメダルで無駄打ちをしない
ゾーン狙い等でクレジット数枚余ったら無駄に使い切って終えてませんか?例えば1枚だろうがカードがあれば貯メダル出来ますし余った半端なメダルを使い切ろうという発想にはならないと思います(各台計数のお店じゃないと少し敷居が高いかも知れません)
ゾーン狙い等で余ったメダルでジャグラーに行って飲ませたり、こういう行動を絶対にしてはいけません。打てると思える台がない限りは例え数枚であってもカードに残すという癖を体に染み込ませます。

・再プレイによる換金ギャップの軽減
これは言わずもがなです。例え数百枚の上限付きでも使うのと使わないのでは雲泥の差です。

◾️立ち回り編

期待値稼働で収支を上げれてない人の多くが打ち始めのボーダーを正しく認識していても打ち終わりのやめ時を徹底出来てない事が多いです。
北斗を例に上げますが、AT終了後天国フォローでずるずる引っ張られ50G程回してしまった。
→本来この50回転の無駄打ちがなければ次拾う北斗のリセ150は200から打ち出せたと同じ事です。

天国をフォローする場合にしても、必ず自分のルールを決めてそれを徹底する事が大切です。
例えば差枚-◯枚で◯連以下の場合のみ天国をフォローする。天国フォローする場合はリプレイ◯回引いて◯G間天国示唆がなければその時点で辞める。そもそもジャギステ以外は即辞めなど、自分のルールを決めておけばなんとなくでずるずる引っ張られる事もなく無駄打ちも減ります。炎炎の前兆最終Gの敗北画面辞めやカバネリの9G鳥居もそうですが、1Gでも無駄な回転を回さない事を徹底します。

無駄打ち(趣味打ち)をしないのも大切ですが、設定狙い(設定願い)も封印した方がいいです。
設定狙いに余程自信と根拠があるなら別ですが、自分は設定狙いに関しては全く自信もなければ通ってるホールの設定ベースが低すぎるので設定に関しては立ち回りでほぼ意識しません。

ハイエナした台でたまたま設定差のある所を引いて、「設定あるのでは?」と期待してもう1AT無駄に追ってみたり絶対してはいけません。確定系が出ない限りは打ってる台は設定1だと思って打って下さい。例え456確定が出ても4だと思って捨てる勇気が大切です(これに関してはその機種や店の状況によるので一概には言えません)

期待値稼動で自分が最も大事だと思うのは
「決められた事をブレずに徹底する」事だと思います。
決められた事というのはここから打ち出してここで打ち終えれば期待値プラスになるよっていう当たり前の事を繰り返すだけです。

少し話は逸れますが、自分は学生時代麻雀に生活のほぼ全て費やしていた時期があり雀荘のメンバーをやりながら麻雀で生計を建ててプロ資格まで取得する程麻雀尽くしの生活を送っていた事があります。
麻雀もスロットも似たようなもので運の要素が強い分、上手い人と下手な人が対局しても数回単位の勝負では上手い人が負け越すなんて事が余裕で起こり得ます。これは趣味打ちしてる人がたまたまスロットで勝つようなものです。短期間ではそれがうまく行ってるように見えますが長い積み重ねで見た時に収支に差が出るのは明らかです。

趣味打ちは麻雀でいうと毎回サイコロ振って打牌を選択しているようなもの。良型のテンパイが取れるにも関わらず敢えて愚形のテンパイを取りそれがたまたま上手くハマる事もあります。その成功体験から同じような局面で愚形のテンパイを自ら選択する
上手い人はこういう局面なら何回来てもブレない最善の選択を常に選ぶ事が出来ます。例え良型のテンパイを取って愚形にしておけば上がれたという事があってもそれは結果論でしかなく、その結果から今後同じ局面になった時に思考をブラしたりはしません。下手な人程その結果論に思考をブラして正しい選択を選ぶ事が出来ません。

スロットでも打てる候補が2つあった時、選ばなかった方の台が結果出ていた。あっちにしておけば…なんて事を思うかもしれませんが、自分がその台の方が期待値が高いと思って選択した以上、何度同じ局面になってもそっちの台を選ぶという選択をしないのだからあっちに座っておけば…なんて発想にはなりません。

少し話は逸れましたが、期待値稼働は常に取捨選択の連続です。最善の選択は人それぞれ認識が異なるかも知れませんが大切なのは自分が正しいと思う選択を常に選ぶということです。

初めの頃は台が拾えず、無理やりボーダーより浅い台を打つ。これは正しい選択とは言えません。打てる台がなければ打たずに帰るか店舗を移動すべきです。期待値稼働始めたての方はここが一番難しい所だと思います。打てる台がなければ打たずに帰る。初めはこれが出来るようになるだけでも十分です。

打てる台の探し方はユーザーによって一番差が出る所です。
同じ店で同じ時間帯に期待値表をスマホ片手に徘徊してる人が1〜2台しか拾えなくても、上手な人はその何倍も多くの台を拾えます。これは知識による差です。期待値表というのはあくまで全ての数値の平均であって、深掘りしていくと内部状態や差枚などあらゆる条件で激変します。
目に見えるゲーム数などの情報は誰でも目をつける事が出来ますが、上手い人と圧倒的に差が出るのはそれ以外の外から見えない情報にあります。

台の探し方一つ取っても通路を徘徊する時に空き台しか見ずに少し経ってまた同じ通路を徘徊…こういった徘徊の仕方は効率が悪すぎますし、目立つのでお勧めしません。空き台というのは空いてるだけの理由があるから空き台なんです。見るべきものは誰がどんな状態の台を打ってるのかという事です。自分は目で見たその日の情報は全てメモに残すようにしてます。

例えば夕方以降でジャグラーの後ヅモを狙う時、空いている台だけを見るのではなく全ての台が空き台だと仮定して打てると思える台が何台あるのか、台番をメモします。そもそも1台もなければ以降その島に立ち寄る必要もなくなります。打てる台があれば後々メモした台が空いてるかどうかだけ見に行けばいいです。
通路を通る時向かいからエナ専の人が歩いて来てたら、すれ違うようにその通路を通る事すら無駄です。先回りして別の島を見に行った方がいいです。タッチの差で打てる台が取られたなんて経験は誰しもあると思いますが、こういった少しの工夫で本来取れなかった台を拾えたりします。
島を見る優先順位も自分の中で決めておけば効率的に台を探す事が出来ますし、自分は朝一以外でホールに行く前はデータである程度目星をつけて情報を持った状態で来店します。ヴヴヴであればその日何台ミミズがあるのかなどは絶対に見て台番号をメモします。このアドバンテージは白紙の状態で来店する人とは明確な差になります。
もっと言うなれば打ちながらも同店舗のデータをスマホで確認したり近隣のホールのデータも常にチェックするようにしてます。

エナ専って時点で無限に徘徊してるようなイメージを持たれてる人もいるかもしれませんが、上手い人は無駄な徘徊を殆どしません。自分も打ってない時間の間隔が10分以上開く事はほぼないです。1週店内回ってもし何もない場合はその時点で店舗を変えます。ただし、後に育ちそうな台がないかは必ず記録して別店舗でもトレースします。


これらが自分のやってる立ち回りの基本です。
台の知識はnoteやら有識者との情報交換でいくらでも補えますが、立ち回りの土台が固まってない内から台の知識だけ増やしても殆ど意味がないです。この土台作りがスロットで負けてる人が勝てるようになる為にもっとも大事で難しい事だと思います。時給+1000円の人が+2000円になる事は然程難しい事ではなく本人の努力次第であげる事が出来ますが、マイナスの人がプラスになる為には根本的にスロットに対する向き合い方を改める必要があります。

土台さえできてしまえば、後は自分の引き出しを増やしていくだけ。自分は毎日最低1つ以上台に関する知らなかった新しい知識を増やすようにしてます。どんな些細な事でもいいので積み重ねが大切です。noteに関しても情報については惜しみなく課金してます。ただしこれは初心者にお勧めは出来ませんのでいきなり有料noteを買って明日から勝てるようになるかといえば決してそうはならないので、まずは基礎を固める為に無料の情報でもいいので自分で収集して結果を記録に残していく事をお勧めします。

スロットの環境は目まぐるしく変化する為、常にアンテナを張って最新の情報についていけるようしましょう。
また機種の情報以上に大切なのは自分が通う店舗の情報です。こればかりは誰かがnoteに出してもくれませんし、基本的には自分で収集する他ありません。最低限でもリセ据え状況は把握しておきましょう。過去1ヶ月分の店舗のデータが見れるのなら朝一リセ天を超えてるデータがないかを見るだけでもある程度リセット状況を把握する事が出来ます。ガックンが有効な台であれば自分の目で確認してランダムであればどういう日にリセットがかかっているのかを記録していきましょう。

以上になります
少しでも参考になればコーヒーでも奢ってください

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