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高校野球球数制限
続々と各都道府県の夏の甲子園出場代表校が決まっています 夏連覇を目指した大阪桐蔭高校が敗れたり、春の選抜高校野球優勝の東邦高校が初戦敗退など様々な高校野球関連のニュースが賑わっている そんな中、岩手県の決勝戦、花巻東VS大船渡 の一戦がかなりの話題になっている
プロ注目の大船渡高校佐々木朗希投手が決勝戦に登板せずさらには、出場すらしなかったことが話題になっている 決勝戦には多くの観客が詰めかけ、ほとんどの人が佐々木朗希投手の160キロを超える投球を観に来たといっても過言ではないだろう
しかし、大船渡の監督は佐々木朗希の肉体的、精神的疲労を考慮した結果、試合自体に出場させない決断をした 佐々木朗希は大船渡高校の中で打者としては4番を任せられる強打者であり、野手としての出場も考えられたが監督は他のメンバーに完全に試合を託す選択をした
結果的には、決勝戦は花巻東に大船渡は負けた しかし、ここで大船渡の監督のブレなさに私は凄さを感じた 大船渡高校は決勝に上がるまでに佐々木朗希以外にも2人の投手が投げていたが、準決勝で投げた先ほど上げた2人も疲労を考慮して決勝で投げさせず、別の2人の投手を投げさせた、あくまでも佐々木朗希の将来性のための采配でなく、選手1人1人の身体の状態を優先しての勇気ある選択に拍手を送りたい
高校野球の構造上、1人の選手にかかる負担は確実にある トーナメント式であるし、球場を用意できる期間も限られている しかし、その高校野球の構造が1人の選手生命を脅かすのはいけないのかもしれないが、同時にその構造により様々なドラマが生まれてきたのも間違いない そこで、1番大事なのは出来れば冷静に選手自体が判断することだと思う 周りの雰囲気もありそれが難しいのが現実であるうが、最後は自己判断だ
高校野球の球数制限は、今回の大船渡高校の佐々木朗希選手のニュースで再度取り上げられ賛否両論ある 大船渡高校にはなぜ決勝で投げさせなかったのかという苦情の電話が何百件もかかってきているそうだ ただ、その電話って自分達がただ佐々木朗希を見たかっただけだと思う ケガしたら責任とれるの?って話しにもなる そんなレベルでの話しでなく、選手の意思を尊重し、これからの将来を見据えての話しにするべきだ
高校野球の球数制限は良いことだと思うが、各高校によって導入へのハードルが違いすぎるという問題がある
もっともっと議論がされ、長い歴史で培われた良い面は継承し、悪い面はどんどん改善していって欲しいものだ!!
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