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【導入事例インタビュー Vol.1 ムクドリスタジオ株式会社さま 】想いの言語化が、会社の未来を想像するきっかけに。

合同会社FTworkは、お客様と伴走しながら、企業を支えるさまざまなコトバづくりに取り組んでいます。MVVやパーパス、行動指針など、その種類は多岐に渡るのですが、サービスについてまだまだ伝えきれていない……!そんな想いから、導入事例インタビュー企画を実施することにしました!

今回は、クリエイティブデザインや、アニメーション作品を活用したメディアミックス事業などを行うムクドリスタジオ株式会社の代表・椋橋りょう様、中澤あゆみ様(以下、敬称略)にインタビュー。

「人々の中にあるさまざまな国境を取り払い幸せな世界をつくり続ける」というビジョンと、「ヒト・コト・モノに宿る本質的な価値を発見し物語とクリエイティブの力で光を灯すこと」というミッションを土台に、
2022年にSpritとValue作成をご依頼いただいたきっかけやそのプロセス、弊社サービスの魅力について伺いました。

ムクドリスタジオ株式会社さま プロフィール
2021年創業。官公庁、企業、個人など相手の枠組みにとらわれないチームクリエイティブやストーリー性を重視したクリエイティブデザインを得意とする。現在、新たに自社独自の長編アニメーション、映画制作やそれらを軸としたメディアミックス事業展開を進める。

漠然とした、会社や事業への「想い」を形にしたかった

――本日はありがとうございます!改めて、弊社にご依頼いただいたきっかけを教えてください。

左:中澤さま 右:椋橋さま

椋橋:当社を設立した当初から、会社や事業にかける想いとそれを支える精神があり、前職の頃から一緒に働いていた中澤にも共有していたものの、明確に言語化はできていなかったんです。

私自身、相手が思っていることを言語化することはできるのですが、いざ自分が思っていることを言葉にしようとすると、なかなかできなくて……。そんな矢先、ちょうど高橋さん(弊社代表)から合同会社FTworkを設立する(※)というお話を聞いたんです。「言葉のプロにお願いすれば、私たちが何者なのかを整理・明確化できるかもしれない」と思い、依頼しました。

(※)...弊社は、2022年1月4日に設立しました!

――なかなか自社の精神を明確に言語化するって難しいですもんね......。このあたりのサポートができて嬉しいです。

中澤:今後新しいメンバーの採用も検討していたタイミングだったので、仕事に対する姿勢や想いが似ている仲間と仕事がしたいと思い、それを共有できるものが必要だと感じました。

自社が提供できるメディアミックスのカタチを探求する糸口に

――SpritやValue作成のプロセスにおいて、よかったことや気づきなどはありましたか?

中澤:高橋さんにインタビューしてもらったことで、自分たちが仕事において大切にしている価値観を共有できたのがよかったです。お互いが考えていることも知れましたし。

椋橋:そうそう……。毎日一緒に仕事していると、自分の想いをとくに伝えなくてもわかってくれるだろうって甘えてしまうんですよ。

たとえば、当社では特性が異なるメディアを組み合わせる「メディアミックス事業」を行っているのですが、あるとき中澤に、「メディアミックスって何なんですか?」と聞かれたんです。

中澤は「メディアミックス」の一般的な定義ではなく、「僕が考えるメディアミックスとは何か」を聞きたかったんですよね。そのときに改めて、自分の気持ちを言語化する必要性を感じました。メンバー同士で事業について、話し合うきっかけがつくれたのもよかったですね。

また2人で話し合う場が生まれたからこそ、私たちが提供していきたいメディアミックスの未来にも目を向けるようになりました。

伝えたいことはたくさんあるけれど……心に秘めた言葉を整理整頓したい方におすすめ

――弊社サービスを実際にご利用いただき、どのような企業や人におすすめできるか教えてください。


椋橋:「社会のために何かをやり遂げたい」という意志があり、それを叶えるために会社を設立しようと考えている方や、会社を立ち上げたけれど、想いを言語化するまでには至っていない企業におすすめします。

中澤:自分のことを客観視したい方やもっと上手く表現したいという方にもおすすめですね。私の場合は、ご取材を通して過去の経験などを洗い出していただき、「あのとき自分はこう考えていたな」と思い返すきっかけにもなりました。思考がクリアになり、新たな自分に出会えた機会だったなと思います。

――他者から言われて初めて気付くことも多いですよね。

椋橋:そうなんですよ。あとは高橋さんのインタビューは、自分たちでは言葉にしにくい想いをどんどん引き出してくれるんですよね。質問もあらかじめ用意してもらえるので、それに答えていくことで、思考が整理整頓されていく感覚がありました。

メンバー同士でインタビューすることって簡単にできそうで、なかなか難しいんですよ。社内で実際にインタビューしたとしても、高橋さんに比べると深掘りできないというか。「長い間一緒に働いているから、これについてはわかっているだろう」と思い込んでしまい、質問内容が偏ってしまうと思うんです。

第三者である高橋さんにインタビューしてもらうことで、それぞれ自分の想いを伝えられるし、「こんなこと思っていたんだね」という発見にもつながると思います。

――たしかに、他者に言われてハッとさせられることもあるし、第三者だからこそ遠慮なく話ができるのもインタビューのメリットですよね。今後はどのようにSpiritとValueを活用していきたいですか?

椋橋:インタビューを通し、改めて自社の事業内容を見つめ直すきっかけになったのが本当に嬉しかったです。SpiritとValueの骨子もできたので、今後は今回得た気づきをよりブラッシュアップし、事業に活かしていきたいと考えています。

自社発信の必要性にも改めて気づくことができたので、「脳内ノート」というWEBメディアを近日オープンする予定です。こちらも力を入れていきたいですね。

――お客様の課題をもとに、自分でも気づかなかった強みや価値に気づいていただける、さらに個社最適のサービスを提供できることを強みとしているので、嬉しい限りです。本日はお忙しいなかお時間をいただき、ありがとうございました!

ライター:古田島莉紗
編集:高橋まりな