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ありがとうアブラモビッチ
どうも、Fuです。
今回は、ヨーロッパサッカーにおいてイングランドの強豪チーム「チェルシー」のオーナーを約20年間務めたロシアの大富豪ロマン・アブラモビッチについて記事を書いていこうと思います。
上記に記事を参考にしています。
チェルシー売却
今回、このチェルシーのオーナーアブラモビッチがチェルシーの売却を決断したことがニュースで話題になっています。
アブラモビッチは、今のロシアのウクライナ侵攻問題においてプーチン大統領と繋がりと強いとされていることからプーチン大統領と同じように資産凍結などの経済制裁が科されるのではと考えられます。
この国際的かつ経済的な状況からアブラモビッチは、チェルシーの売却を決断したと思います。
賛否両論
この決断によりファンの間では、賛否両論が繰り広げられており、「なんてやつだ」「クラブを捨てた」など批判の声が多い。
対してその中でも称賛の声もあり、クラブのレジェンドでもあるジョン・テリーは「最高」というinstagramの投稿もしているなど、賛否両論分かれている状況だ。
だが、批判の声の方が大きいのは間違いない。僕自身もこの決断に対して納得できない部分が大きいですし、今のロシアのウクライナ侵攻に関しても思うことが多々あるから。
功績
この約20年間の功績を見れば、彼は称賛に値すべき人だと思います。
僕は、チェルシーがとても好きで強いのはもちろん、様々な国籍の違うトッププレイヤーが集まっていてアベンジャーズみたいで好きです。なんならファンですね。
そんなチェルシーを作り上げたのは、まさにオーナーのアブラモビッチ。ロシアの大富豪で、2003年チェルシーを買収しその圧倒的な資金力で各国のトッププレイヤーを獲得してきた。
ディディエ・ドログバ、ペトル・チェフ、アシュリー・コール、エデン・アザールなどクラブのレジェンドになるまで活躍した選手もいれば失敗に終わった選手も多くいた。
また、選手と同様に多くの監督の招聘や解任が多いのもアブラモビッチの特徴だ。
ここで、本題の彼がオーナーに就任してからの功績を見てみよう。
プレミアリーグ 5回優勝 FAカップ 5回優勝 カラバオカップ(フットボールリーグカップ) 3回優勝 コミュニティシールド 2回優勝 FIFAクラブワールドカップ 1回優勝 UEFAチャンピオンズリーグ 2回優勝 UEFAヨーロッパリーグ 2回優勝 UEFAスーパーカップ 1回優勝
さらに、チェルシーは今年クラブワールドカップを勝ち取り、ヨーロッパで唯一全てのタイトルを勝ち取ったクラブでもある。
この成績を見る限り、彼がチェルシーにもたらしたものは、計り知れないと思います。昔は、監督を解任してはまた解任するなど暴君とも呼ばれていましたが、今では世界屈指の名オーナーとも呼ばれています。
さらに、他のオーナーと違うところがアブラモビッチ自身サッカーがとても好きで特にチェルシーを愛しているところ。
他のオーナーはクラブを買収後、経済的な面でしか見ていなかったり、選手やクラブの人員、サポーター、サッカーをあまり見ていなかったりする。
そう考えれば、アブラモビッチがどれだけクラブに対して尽くしてきたかが分かる。
ありがとうアブラモビッチ
今回の売却決断はとても悲しいものですし、今の状況からこの売却は自分を守るためと捉えられるため、非常に残念です。
ですが、彼がおこなってきたクラブに対する愛情や言動は、称賛に値すべきだと思います。ここまでチェルシーというクラブを強くしてくれたのも彼の資金力があってだと思いますし、カップ戦やリーグ戦でも常に勝てる常勝軍団にしてくれたのも彼のおかげとも言える。
チェルシーに関しては、今後選手やコーチ陣も不安な部分があると思うが、なんとか踏ん張ってリーグ戦、カップ戦を勝ち抜いて欲しい。
また、売却で得る予定の純利益は、ウクライナに寄付するとも言われているので、そう言った行動も含めて
ありがとうアブラモビッチ。