2nd制作秘話 そのいち (by Pの部屋)




皆様おはようございます、そしてご無沙汰しております。



プロデューサーのりおです。







1stに引き続き、2ndの制作秘話も出したいなと思いながら多忙でいたためなかなか書けずにおりました。





やっと時間が取れたので書いていこうと思います。





今回のタイトル曲、表題曲となったのは「唇にBe My Baby」です。




普段から活動を見てくれているかたはご存知かと思いますが、私はその曲の雰囲気に合った形でセンターや歌割りを考えていたりします。




今回タイトル曲を決めるにあたって、様々な曲で悩んだのですが、1stとはまた違った雰囲気のFantasyをお見せしたいなと思い。




一番3人のイメージが浮かばないようなこの曲にしたというわけです。




1stの「LOVE TRIP」は王道アイドル路線ということで、頭に明確に小栗さんのセンターが浮かびやすかったのですが。




2ndである「唇にBe My Baby」は、誰も想像しづらくいい意味で誰がなるかわからない、誰がなってもいいような曲だなと思い選択しました。




Fantasyのイメージとも少し違う、新たな一面が見れるかなという小さな挑戦の曲でしたね。






今回の2nd制作を経て、ひとつ大きく言えることは皆、現状満足は出来ていないことです。





結果的に作品としてどれも素敵なものが完成しましたが、小栗さんが配信内でも言っていたように、コンディションの良し悪しやメンバーそれぞれのスケジュールもあり、あまりFantasyの良さを出しきれなかったな〜と感じております。





実際のところ練習の方が出来がすごく良かったんです。





本来ならもう少し高いところまで完成度を上げられるFantasyメンバーだからこそ、今回は悔いというか、まだ出来たなと思うメンバーも多かったのではないかなと思っています。




し、私もメンバーはもっと上手だし、もっと出来ると信頼を置いているため、現状には満足しきっていません。




ですが、そんなコンディションが良くない中でも最大値で頑張ってくれたからこうして作品が無事に完成出来たので、本当に感謝です。





本当にお疲れ様でした。









今回のタイトル曲のセンターに選ばせてもらったのは、本田もえちゃんです🩵




3人共、練習の段階で期待を上回るほど本当に良かったため、本当に悩ましかったのですが



シンプルに歌声や曲の表現の仕方が私のイメージにあっているなと感じたのがもえちゃんだったので、もえちゃんにお願いをしました。





もえちゃんの歌声はとても安定感があるのですが、ただ安定感があるだけでなく、ひとつチャームポイントのような癖があるんです。




言葉で表すのがとても難しい特徴なんですが、音のピッチ率は高いのにひとつの音を取るときに、ふたつとるときがあって。




うーん、だめだ、伝わらない!!!!笑




まあこうやって事細かに説明するよりまず聞いてもらったほうがわかってきてもらえるんじゃないかな、と思うので是非もえちゃんに注目して聞いてもらいたいです!




本人も"高音取るの好きだから楽しかった"という独特な感想を述べていておもしれー女という感じですが、私と近しい音楽ヲタク観点を持っているのでは?と思いました笑








続いて、前回センターの小栗さん🩷



私の想像以上に安定感があったのが小栗さんでした。




Be My Babyって割と早いテンポで合いの手などを繰り広げていく楽曲だと思うんです。


冒頭でも触れたように、やっぱり歌っている想像がつかないのと。小栗さんの声は甘くて可愛いので早いテンポの曲と合うのだろうか?と思っていたんですが


私がわざわざ指示をしなくても、もはや私が指示をしたかのようにこの曲の大切なポイントを抑えていて。



ああ、プロだ、と痛感させられましたね笑



小栗さんって勉強熱心だし、誰よりも負けず嫌いというか本当にプロなんですよね。


なかなか難しい部分もさらっとやってくれて、でもさらっとやってるようで実は何takeもしていたりしてるんです。



そういった日々の積み重ねで上手くなってきたタイプだと私も思っているので、こうして曲の中で出してほしい雰囲気をぽんっと出してくれたのは本当に助かりますね。



さらに声の可愛さもあいまって、全体で歌った時に可愛さと安定感といういいスパイスが加わっていい感じに仕上がりました。




1期生ってすごいっす。








ラストは末っ子のちばゆりちゃん💜



ちばゆりは早いテンポの曲が苦手な傾向があって、今回一番心配していたのですが…笑



一番期待値を超えてきたのがこのかたですね。



安定感が1stよりも何倍も良くなっていたし、ピッチや音程のブレも本当に良くなっていました。



本番の段階では3人の中で出来が一番良かったです。



きっとたくさん練習した、もしくはたくさんtakeを重ねてくれたのかな〜と。


ちばゆりはこの半年程で一番吸収して一番成長しているメンバーだと思っているので、上手くなるスピードが他の2人よりもさらに早く感じます。




それもきっと本人の中にあるやる気にみなぎっている"向上心"なのだろうなと思っています。



多分3rdも2ndよりも何倍も成長した姿を見せてくれるのかなと思うので、勝手ながらに楽しみです♡




もちろんまだまだな部分も多いメンバーではあるので、ゆっくりじっくり成長を見守っていきながら、成長のお手伝いをしてあげられたらと思っております。






最後に、プロデューサーとしての気づき。




正直2ndの収録曲の中でタイトル曲が編集していて一番難しかったです。



もはやタイトル曲が一番難しいのは毎度のことのようにも感じてきましたが笑



それぞれの良さを上手く調和しながら、ハモりも調和させたり


アップテンポだけど切なくて、でもサビや後半にかけて音が増えて豪華に聞こえる楽曲なので圧倒されるような仕上がりにしたくて。



最後の最後まで頭を悩ませたのが事実でございます。




実はお披露目配信のギリギリまで編集に悩まされており、メンバーにも「もしかしたら一旦仮状態でお披露目するかも。」と伝えました笑




結果的に仮状態でお送りさせていただきましたが、その後も納得はいかなかったため、自分の今の実力はここまでだなとこの段階での完成を決めました。




メンバーのコンディションなどの意味でももっと良くできた、というのもありますが。



私の中でももう少し良く出来たという悔いがややあります。



ですが、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを行うことで学ぶこともあるし成長にもなると思うので




今回の作品には悔いはありますが全力を出しきることが出来ました。




この悔やみは燃料にして次、また次へと繋げていけるようにプロデューサーも精進してまいりたいと思います。







Fantasy48が始動してから半年が経ちましたが、ここまで目紛しいほど様々な活動をさせていただいて



少し飛ばしすぎたかな〜なんて思いながらも、メンバーの成長に圧倒されながら私も日々学びを得ています。



まだまだ未熟なメンバーとプロデューサー、そしてFantasy48ですがこれからも見守ってもらえたらと思います。




もっともっとメンバーの良さを引き出せるようなプロデューサーになれるように頑張らなければ!!!!






少し長くなってしまったので、続きはまた次のブログで。




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