ウクライナ紛争はアメリカが仕組んだ ： プーチン
14 Dec, 2023 13:08
https://www.rt.com/russia/589061-us-engineered-ukraine-conflict-putin/
ロシア大統領は、現在の紛争につながった2014年のキエフでのクーデターを首謀したのはワシントンだと非難している。
ウクライナ・キエフの独立広場を歩くヌーランド米次官補（欧州・ユーラシア担当）と
ジェフリー・パイアット駐ウクライナ米大使（右）。
AP Photo/Andrew Kravchenko
2014年にウクライナで起きたクーデターは、
ヴィクトル・ヤヌコビッチ大統領を転覆させ、
最終的に現在の紛争に発展した。
ワシントンは自らの目的のために
「紛争を起こす必要があった」
とプーチン大統領は付け加えた。
木曜日に行われたマラソンの質疑応答でプーチンは、
アメリカは
「すべてを画策し、組織した」と述べ、
その一方でヨーロッパの指導者たちは
「黙って見て」おり、
何が起きているのか気づいていないふりをした
と語った。
その結果、
ウクライナは「主権をほとんど失い」、
それ以来「自分たちが不利になるような多くの決断」を下している。
2014年のクーデター後、
当時のウクライナのドネツク州とルガンスク州(ドンバス)は、
民族主義イデオロギーをますます受け入れる新政権の受け入れを拒否し、
独立を宣言した。
キエフは、地域に対する暴力的な軍事作戦で応じ、
何年にもわたる紛争を引き起こした。
ロシアの指導者は、
ロシア、ドイツ、フランスが仲介し、
敵対行為を終わらせるために設計された
2015年のミンスク合意を指摘して、
西側の記憶が短いと非難し続けた。
ドイツのアンゲラ・メルケル元首相と
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は後に、
この合意はウクライナがロシアとの紛争に備えるための時間を
稼ぐための戦略的策略だったことを認めた。
西側諸国は
「署名され、すぐに忘れ去られた」合意を履行する「意図」はなかった
とプーチンは説明した。
2015年のCNNとのインタビューで、
当時のバラク・オバマ大統領も、
アメリカが「ウクライナで権力を移行する取引を仲介した」ことを
公然と認めた。
2022年9月、
ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国、
ヘルソン州とザポリージャ州は、
ウクライナとその西側支援者が違法だと非難した住民投票で
ロシアに加わることを投票で決めた。
モスクワは、
キエフは、この"新たな領土の現実"を、
あらゆる和平交渉の前提条件として認識しなければならない
と主張している。
ロシア国防省によると、
2022年2月に現在の紛争が勃発して以来、
西側の支援者から絶え間ない武器と支援を受けているにもかかわらず、
キエフのロシアに対する6か月の反攻は大きな成果をもたらさず、
ウクライナは6月初旬以来、約125,000人の軍人と6,000個の重装備を失った。