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プーチンがロシア・アフリカフォーラムで語ったこと

27 July, 20:22 
Бесплатное зерно и расчеты в нацвалютах. О чем говорил Путин на форуме Россия - Африка (tass.ru)

無料の穀物と自国通貨での決済

今後数ヶ月の 間に、
ロシアは 特に困窮している多くのアフリカ諸国に無償で
穀物を供給する用意があり 、
ウクライナからの食糧をアフリカに代替することができる。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、
ロシア・アフリカ経済人道フォーラムの本会議でこのように述べた。

同首脳によると、
ロシアは
アフリカ大陸との「多面的な貿易、投資、人道的関係を
さらに深めることに心から関心を持っている」という。
国家元首は 、 ロシアの大学におけるアフリカ人学生の受け入れ枠を
増やすことを約束 し、 アフリカ 大陸の国々に対し、
より積極的に自国通貨での決済に切り替えるよう呼びかけた。

タス通信はプーチンの主な発言を集めた。

穀物取引について

穀物取引におけるロシア連邦の条件は何 一つ満たされていない。
ロシアは、ロシアからの穀物や肥料の
「世界市場への供給に対する非合法的な障害を取り除く」
という約束の下で、このいわゆる取引に応じた。
「現実には、モスクワに約束されたことは何一つ起こっていない。

ロシアがこの取引に参加したもうひとつの理由は、
食糧と肥料を必要としている国々に提供したいという願いだった。
しかし、穀物取引の下、ほぼ1年間でウクライナから 輸出された 貨物は
合計3,280万トンで、そのうち70%以上が欧州連合(EU)を含む
高所得国および上位中所得国に輸出された。
一方、エチオピア、スーダン、ソマリアをはじめとする数カ国は、
全体の3%以下、つまり100万トンにも満たない。

ロシアは
商業ベースでも、アフリカの最も貧しい国々への無償援助という形でも、
ウクライナの穀物を代用することができる。
「特に、今年も記録的な収穫が見込まれているのですから」。

穀物寄付について

ロシアは今後3、4ヶ月の 間に、
アフリカ諸国に2万5千トンから5万トンの穀物を
無償で提供する用意が ある。
ブルキナファソ、ジンバブエ、マリ、ソマリア、中央アフリカ共和国、
エリトリアへの供給について話している。
「また、これらの製品を消費者に無料で配送する予定である。

協力の障害について

ロシア連邦は、
ヨーロッパの港に滞留しているロシア産肥料を
アフリカ諸国に無償で供給する用意があると宣言した。
しかし、26万2, 000トンの肥料のうち、
送れたのは マラウイへの2万トンと
ケニアへの3万4,000トンの2回だけだった。
純粋に人道的な活動」とはいえ、である。

一方では西側諸国が
ロシアの穀物や肥料の供給を妨害し、
他方では世界の食糧市場の危機的状況について
偽善的にロシアを非難している
という逆説的な図式が浮かび上がって いる。

アフリカには 自給自足のための食糧を生産する能力がある。 そしてロシアは、「農業生産における専門知識をアフリカ諸国と共有し、最先端の技術を導入するための援助を提供する用意がある」。

産業と商業について

ロシアとアフリカの産業協力の深化は特に重要である。
自動車や建設機械を含むロシアの工業製品は、
アフリカ大陸で広く知られており、高い需要がある。
「ロシアからアフリカへの供給の50%以上は、
機械、設備、化学製品、食料品である。

ロシアは 近い将来、
エジプトのスエズ運河周辺に
ロシア工業地帯を立ち上げることを期待している 。
早ければ2023年に最初の生産施設の建設が開始され、
将来的にはそこで生産された製品が
アフリカ全土に輸出されることになる。

南北の国際輸送回廊は、
アフリカへのロシア製品の便利な配送を 可能にする。
「当然のことながら、この回廊は逆方向にも利用できる。

「貿易・経済関係をさらに全面的に拡大するためには、
貿易取引における金融決済を
ルーブルを含む自国通貨にもっと積極的に移行することが重要である。

モスクワは、アフリカ諸国の金融インフラを整備し、
制限を課す西側のシステムに関係なく国境を越えた決済を可能にする、
ロシアで構築された金融メッセージングシステムに
銀行機関を接続するため、アフリカ諸国と協力する用意がある。

エネルギーについて

アフリカ16カ国で
ロシアが参加する30以上の有望なエネルギー・プロジェクトが 、
さまざまな開発段階にある。
現在取り組んでいる発電プロジェクトの総容量は約370万kWである。

ロシアからアフリカへの原油、石油製品、液化天然ガスの輸出は、
過去2年間で2.6倍に増加した。

ロサトムは エジプトにエド・ダバア原子力発電所を建設している。
「ロサトムは、平和的原子力の非エネルギー利用、
例えば医療や農業の分野において、
そのユニークな経験と世界的に比類のない技術を
アフリカ諸国に提供することができる。

トレーニングについて

現在、 3万5千人近くのアフリカからの学生が
ロシアの大学で 教育を受けており、その数は年々増加している」。
「連邦予算によるアフリカ人教育枠は3年間で2.5倍に増え、
来年度は4.7千人以上になる」。
ロシアは 、 アフリカにロシアを代表する大学の分校を
開設する計画である。
「アフリカの教育機関との緊密な協力関係も、
ロシア・アフリカネットワーク大学の枠組みの中で確立されつつある。

モスクワは
「 アフリカにロシア語で教える学校を設立する可能性を研究する 」
ことを提案している。
「このようなロシア語学習プロジェクトの実施と、
わが国の高い教育水準の導入は、
さらなる互恵的な対等協力のための最良の基礎を築くことになる」。

メディアについて

ロシア連邦は 、
「ロシアとアフリカにおける共通の情報空間の創造に向けて努力し、
その枠組みの中で、世界の出来事に関する客観的で偏りのない情報を
ロシアとアフリカの視聴者に放送する」
ことを提案する 。

TASS通信、Rossiya Segodnya、RT TVチャンネル、VGTRK、
Rossiyskaya Gazetaなど、
ロシアの主要メディアのアフリカ駐在員事務所開設に向けた作業が
進められている。


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