見出し画像

20万人ものウクライナ兵が脱走した

2024年12月04日(水)

出頭を拒否するウクライナ兵任務から離れたり、歩いたりすることは、
キエフにとってますます大きな問題となっている。
あるウクライナの議員は、20万人もの脱走者が出ていると述べた。

ウクライナの当局者や兵士がAP通信に語ったところによると、
「想像しうるあらゆる不足に直面し、
何万人ものウクライナ軍兵士が、
疲れ果てて、最前線の陣地から立ち去り、無名になりつつある」。
軍司令官や兵士によれば、
部隊全体が持ち場を放棄し、
防衛線は脆弱なままとなり、領土損失が加速している。

持ち場に出頭しない兵士は、
キエフにとって急速に悪化している問題である。
2022年、脱走で起訴されたウクライナ人はわずか9000人だった。
それが2023年には24,000人に増加した。
2024年の最初の9ヶ月間に5万人に訴追が急増したことを
ウクライナ政府のデータは示している。

2022年9000人
2023年24,000人
2024年9ヶ月間で5万人脱走

あるウクライナの法律家がAP通信に語ったところによれば、
訴追は全体像を捉えていない。
問題が大きくなっているのは、おそらく戦争疲労の結果だろう。
「率直に言って、我々はすでに国民から
最大限の力を搾り取ったことは明らかだ」
と、ある軍人は語った。

死傷者と脱走者の間で、キエフは大規模な人員不足に直面している。
AP通信は、キエフが9月に前線で正味4000人の兵士を失ったと指摘した。
ホワイトハウスはウクライナに対し、
徴兵年齢を18歳まで引き下げ、不足分を補うよう働きかけている 。


いいなと思ったら応援しよう!