非常に困難な時代が迫っている
2024年07月02日(火)
https://usawatchdog.com/very-hard-times-are-coming-charles-nenner/
著名な地政学および金融サイクルの専門家チャールズ・ネナー氏は、
巨大な戦争サイクルと金融経済サイクルの急落について、
これまで警告してきた。
今週、ネナー氏の戦争サイクルは「まっすぐに上昇」し、
経済サイクルは「まっすぐに下降」した。
しかし、次の大きな紛争は、
今のところウクライナや台湾では起こらないだろうと言う。
6月29日の新聞の見出しは、
「イスラエルがレバノンを攻撃すれば
『殲滅戦争』を行うとイランが脅迫」というものだった。
ネナー氏は、地獄の門が開こうとしていると言う。
レバノンのヒズボラ、イラン、トルコは、
イスラエルとの戦争が激化している重要なプレーヤーだ。
イスラエル北部のレバノン国境沿いに住むネナー氏は、
自宅近くで 100発のロケット弾の集中砲火を受けた直後に
USA ウォッチドッグのインタビューを受けた。
ネナー氏は、
「このあたりに住む子どもたちは 1年間学校に行っておらず、
昼夜を問わずロケット弾の攻撃を受けています。
非常に奇妙な状況です」と報告している。
「私が理解できないのは、
イランが率いるアラブ抵抗勢力が、ガ
ザで何が起きたのかを見ていなかったことです。
もしこれ(イスラエルによるレバノンへの攻撃)が本当に起これば、
レバノンは地図から消えてしまうでしょう」
「…どうして私がこんなことを知っているのか?
私は世界のいくつかの政府と仕事をしているので、
こんなことを知っているのです。
…1960年代に戦争があり、キプロスの半分はトルコ領になり、
残りの半分はギリシャ領になりました。
トルコはそれを決して受け入れませんでした。
…イスラエルはキプロスの飛行場を使用しています」
「…もしこれが本当に起これば、
トルコはハマス(とヒズボラ)を支援しているので
キプロスを占領するでしょう。
トルコはキプロスに侵攻し、
これはギリシャとトルコの戦争につながるでしょう。
もちろん、イランも関与するでしょう。
大きな船がイスラエルに向かっているので、
アメリカも関与するでしょう。ロシアにも考えがあります」
「…アメリカ人たちはそこで何が起こっているのか全く分かっていないし、背景も知らない。彼らは選挙に勝つことばかり考えていますが、
それが大惨事を招くことになる。
もし戦争が起きれば、
トルコ、キプロス、NATO が関与することになり、
人々が考えるよりずっと深刻な事態になるでしょう」
ネナー氏は
「我々はすでに次の大きな戦争サイクルに入っている」
と語る。
また、ネナー氏は
依然として中国が大きな問題になると考えており、
以下のように述べた。
「世界がこのようなナンセンスなことで忙しいなら、
中国が台湾を占領する時が来たと言えるでしょう。
戦争サイクルは特に高まっているので、非常に注意する必要があります」
「私の裕福な顧客たちの多くは、
カリブ諸島へのビザを取得するのに大わらわです。
ビザを取得してアメリカから脱出しようと急いでいる裕福な人を
たくさん知っています」
「これが水面下で起こっていることであり、
ほとんどの小口投資家は何が起きているのか知りません。
彼ら(裕福な顧客層)は、核攻撃や、
国境を越えてきたテロリストたちが
あちこちで爆破を行うことを心配しています。
これは非常に危険な状況です」
「彼ら(裕福な顧客層)は今すぐには国からは出ませんが、
準備を進めています。
戦争サイクルが高まっており、7月3日から特に危険になるでしょう」
ネナー氏は、
彼の大口顧客も都市を離れ、田舎に家を購入している
と語る。
ネナー氏は、
この傾向は 5年ほど続いているが、この 1年半で加速している
と語った。
ネナー氏は、景気循環が下降傾向にあると語る。
「ニューヨークでは、
商業用不動産で 67%の損失を出したばかりの裕福な顧客がいます。
銀行も不良債権を抱えています。
銀行は満期を迎える米国債で巨額の損失を出しています」
「ですので、銀行、特に地方銀行は大きな問題に直面するでしょう。
地方銀行は非常に脆弱です。
水面下では多くの問題が起こっていますが、
誰もそのことについて教えてはくれません」
ネナー氏は依然として金(ゴールド)を好んでいるが、
金はこの局面では、安定する傾向
(※ おそらく急上昇や急激な下落はないというような意味だと思われます)だろうという。
インフレは再び上昇する準備を整えており、
ネナー氏は
「解雇の波がもうすぐやってきます。非常に厳しい時代が来ます」
と述べた。
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